【福島記念】「掴みどころのないメンバー」に悩む人の“◎候補”になり得る２頭

福島記念：とっておき推奨馬

ひと味違うチーフの狙い　小桧山ＴＭ

ノースザワールド

「掴みどころのないメンバー構成で、ここは過去のデータを重視したいが、強調したいのは、過去１０年で僅か１連対しかない牝馬の不振ぶりと、前走がＧII以上の格で崩れていなかった馬の好走率が高いことである。前走の毎日王冠は６着ながらコンマ４秒差だったこの馬は、十分に“有資格者”と見ていいはずだ。ここは逃げ先行馬が揃っての速いペースも予想されるが、これまたデータ上は極端な追い込み馬には不利な状況。福島コースは初めてとなる馬だが、少し時計も上がりもかかるコーナー４つの舞台は得意とするタイプであり、ある程度のポジションで流れに乗れることも大きな強味だ」

毎日王冠では最低人気ながら勝ち馬から０秒４差で駆けたノースザワールド

優馬のＢＩＧＢＯＳＳ　打越編集長

ダンディズム

「終いの脚は堅実で確実に差を詰めてくるタイプ。掲示板を確保できなかった３、４走前にしても、着順ほどの差はなくしっかりと脚を使っていた。札幌でのここ２戦は相手も楽になったことは確かだが、内容自体も良くなってきたと言えるもの。福島は初コースとなるが、コース形態の似た小倉での好走歴を考えれば、問題はないと見ていいはずだ。荒れて時計のかかる馬場も向いており、相性の良い鞍上とのコンビなら重賞での一発も十分あると見た」