【中山記念】名手の「神騎乗」に賭けたい伏兵馬 コーナー4回あれば“溜まる”

とっておき〇〇馬
中山記念

中山記念:とっておき穴馬

優馬の総監督 佐藤直TM

マテンロウスカイ

「これまでの好走パターンは逃げか先行、という馬だが、折り合いに難があるためなかなか脚を溜める競馬ができなかっただけのことで、去勢後はその課題もだいぶ解消されてきて、前走の東京新聞杯なども落ち着いた流れの中で控える競馬ができていた。ただ、直線で一瞬は伸びかけながら止まってしまったのは、それでも十分に脚が溜まり切っていなかったのに加え、理想はコーナー4回の小回りコースで脚を溜める形ではないかと思う。その前走を今回への布石として立ち回れるかどうかは、名手の腕の見せどころ。思い通りの競馬ができれば、人気勢に一泡吹かすことも十分に可能と見た」

マテンロウスカイ

距離実績も十分のマテンロウスカイが“豪脚”を披露するか

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。