【安田記念回顧】日本勢は「成す術なく」敗れる 認めざるを得ない香港のスーパーホース

佐藤直文 レース回顧
安田記念

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香港中距離王の面目躍如 ロマンチックウォリアーがマイルを制圧

 6年ぶりとなる外国馬の参戦となったが、小雨を貰いながらの稍重馬場は、ともに初来日での初コースとなった香港勢にとってはお誂え向きの状況となったか。ただ、地元で再三に渡って日本の強敵を封じていた勝ち馬は、たとえ良馬場であったとしても、同じ結果であったろう。

 そのロマンチックウォリアーは、前走比マイナス12キロながらも一際目立つボリューム感満点の馬体。スタートを決めてスッと好位のポジションを取り切ったあたり、とても自身久々のマイル戦とは思えぬ対応力だった。直線を向いて一旦は囲まれる形となったが、慌てず騒がず進路が開くのを待つ余裕を見せたのは、ジョッキーとの信頼関係ゆえのもの。前が開いて一気にギアを上げてからは、後続も成す術がないと思える完勝だった。スーパーホースの力を過不足なく引き出したマクドナルド騎手の完璧騎乗。近走同様、後続を大きく引き離す勝利ではなかったが、その強さは誰もが認めざるを得ないパフォーマンスであった。

ロマンチックウォリアー

1番人気に推された香港のロマンチックウォリアーが異国の地でもその力を見せつけた

 2着ナミュールは、いつもながらのスタートだったが、道中で無駄に脚を使うことなく直線勝負。武豊騎手も2度目の騎乗で、持てる力を最大限に引き出してみせたが、マイルCS時の走りが蘇っても、その上を行く馬が一頭いたということか。

 3着ソウルラッシュは、中団で流れに乗り、勝ち馬を前に見る形でソツのないレース運びだったが、結果的には勝ち馬と馬体を併せるシーンを作れなかった。

 4着ガイアフォースは、枠なりに内目から勝ち馬を前に見るポジション。直線では、その勝ち馬が抜けたスペースをついて差を詰めたが、今日のところは相手が強かったと言うしかない。

 5着セリフォスは、自分の競馬に徹したが、やはり持ち味はパンパンの良馬場でこそ生きる馬。今日の馬場ではここまでが精一杯だった。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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