ポッチャリ解消で大変身！ クロフネ牝駒のアカカに★６つ

２度目の実戦で鮮やかに変身！　アカカ

7/17(日) 中京1R 2歳未勝利 芝1400m
アカカ　牝　馬体重：472kg(-10)
★★★★★★　6点〔ＯＰクラス〕
騎手：Ｍ．デムーロ　厩舎：(栗) 音無
生産：日高大洋牧場
馬主：金子真人ホールディングス
父：クロフネ
母：クイーンカアフマヌ（King’s Best）

新馬戦では１秒３離されての敗戦だったが、太めの仕上がりでズブさもあった。それに加えて大外を回る形では仕方のない敗戦。しかし、今回はマイナス10キロで距離短縮と条件は好転。直線では大きく外に持ち出す形となったが、あっという間に後続を５馬身突き放してしまった。時計的にも優秀で、強いの一言。

一頭違う脚を使って大外を駆け抜けたアカカ（撮影：日刊ゲンダイ）

馬体診断

改めて初戦時と比べると、明らかに体が絞れて良い仕上がりになっていることが分かる。初戦は1800ｍで敗れたが、ロスの多い競馬でのもので、体型的にはこなせていい。後肢に力強さが出てきて今回のような力の要る馬場も難なくクリア。上位クラスとも互角以上に戦える馬体の持ち主だ。

血統診断

一族には安田記念２着のディクタットや、英ダービー馬シーザスターズ＆ゴールデンホーンなどを輩出した名種牡馬ケープクロスがいる。本馬の兄には４勝を挙げたカナロア。サドラーズウェルズ～キングズベストという母系には長距離適性を感じるが、父クロフネの影響が濃いのかマイル前後向き。

馬券の狙い目→下は1400ｍ、上は外回り1800ｍ位まではこなせる。パワー＆決め手◎で阪神ＪＦなどの底力の問われるマイル戦線で期待できる。