【ＮＨＫマイルＣ】アドマイヤズームが「複勝率100％」データに合致！　“逆転候補”の２頭にも注目

～ＮＨＫマイルＣ・過去10年の傾向分析～

　過去10年、前年のＧ１朝日杯ＦＳを制した馬が、その時と同じ鞍上のままで出走してくれば〔２.０.１.０〕複勝率100％。また、前走がニュージーランドＴで１番人気に推され、２着だった関西馬なら〔１.１.０.０〕。今年の馬券の中心はアドマイヤズーム。鞍上の川田騎手は、近４年の当レースで３・１・４・１着と、必ず上位争いに持ち込んでいる。

２歳王者アドマイヤズームには逆らえない？

　前走レース別成績では、その２歳マイル王が出走したニュージーランドＴ組〔２.２.２.38〕を上回る、〔２.３.０.13〕の前走・桜花賞組が連対数トップ。特に桜花賞で５着以内だった関東馬なら〔２.１.０.１〕連対率75％。勝った２頭は、いずれもキャリア５戦以上だった。狙いは当舞台で３戦２連対と好相性のマピュース。

前走後も好状態を維持しているマピュース

　一方、牝馬一冠目にヒケを取らぬ成績で、むしろ勝ち星ではリードしているのが牡馬一冠目＝皐月賞組で〔３.１.０.９〕。この中でも、皐月賞で８着以内なら〔３.１.０.０〕のパーフェクト連対。こちらの勝った３頭は全て関西馬だった。マジックサンズの一発逆転も十分にあり得る。

◇主な前走レース別成績
・皐月賞　　　　　　〔３.１.０.９〕
・桜花賞　　　　　　〔２.３.０.13〕
・ニュージーランドＴ〔２.２.２.38〕
・アーリントンＣ　　〔１.０.５.26〕
（本年よりチャーチルダウンズＣ）
・ファルコンＳ　　　〔１.０.２.19〕
・共同通信杯　　　　〔０.０.０.２〕