JCで負けたらこのレース! フルゲート京阪杯をデータ攻略

重賞データ攻略
京阪杯

 スプリンターズS、マイルCSが終わり短距離路線は一段落。とはいえ既に来年を見据えた戦いは始まりつつある。将来性豊かなスプリンター達が激突する京阪杯をデータ班はどう切る?

今年は傾向にも変化が?

 このレースの臨戦過程は、今回と同じ京都芝1200mの京洛Sと京都1400mで行われるスワンSが並んで多かったが、今年は京洛Sが休止。ということで傾向にも変化が現れてきそうだ。

前走レース別成績(過去10年)
京洛S〔4.2.3.39〕※1600万時代を含む
スワンS〔2.4.3.23〕
スプリンターズS〔1.0.1.14〕
桂川S〔1.0.0.3〕
オパールS〔0.2.1.5〕

年齢別成績(過去10年)
3歳〔3.2.2.26〕
4歳〔3.4.1.28〕
5歳〔3.4.3.33〕
6歳〔1.0.4.30〕
7~8歳〔0.0.0.21〕

 京洛Sがなくなった今、京阪杯ではスワンS組を中心に考えるべきだが、距離短縮で巻き返すケースも多く、スワンS6~9着だった馬が〔2.2.2.6〕という成績。ただ、スワンS7着のペイシャフェリスは芝1200mで〔0.0.1.4〕。同8着のティーハーフは6歳馬で買えても3着候補だろう。

 それならば素直にスワンS最先着馬(3着)のエイシンスパルタンで良さそう。スワンS組が京阪杯で5番人気以内に支持されていた場合、〔1.3.2.7〕と約半数が馬券に絡んでいるだけに、上位人気が濃厚なエイシンスパルタンの信頼度はマズマズ。

直近で準OP勝ちの新顔に期待?

 スプリンターズSが終わり、有力所は阪神カップか香港へ、という流れ。よってこのレースでは実績の少ない、言ってみればまだまだこれからの馬が台頭するケースも多い。過去10年の連対馬20頭中8頭が、「近2走以内に準OP勝ち」を収めていた馬。今年は以下の馬達がこのパターン。

クリスマス 2走前 TVh杯(1600万) 1番人気1着
フミノムーン 前走 桂川S(1600万) 6番人気1着
ブラヴィッシモ 2走前 仲秋S(1600万) 1番人気1着
ホッコーサラスター 2走前 函館日刊スポーツ杯(1600万) 5番人気1着
メラグラーナ 前走 セプテンバーS(1600万) 1番人気1着

 前述の連対馬8頭中5頭が準OPを1番人気で勝ち上がっていた。また、芝1200m戦の経験が少ない馬も多く、半数の4頭は芝1200mが初経験~3戦目という馬だった。残りの4頭中3頭も7~8戦目と比較的少ない馬で、伸びシロや変わり身に期待するのが吉。

 上記の5頭の中でもメラグラーナは芝1200m4戦目とフレッシュ。3走前に路線を変えてからは鋭い決め手が生きるようになった。南半球産でようやく成長が追いついてきた印象もあり、重賞でも面白い存在だろう。あとは1番人気で準OPを勝ち上がっているクリスマスブラヴィッシモを押さえに。

結論


エイシンスパルタン
メラグラーナ

押さえ候補
ティーハーフ
クリスマス
ブラヴィッシモ

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