キセキ、コロナシオンを一蹴! 2戦2勝ダイワキャグニーの評価は…
2017年一発目の東京開催がスタート。日曜に行われたセントポーリア賞には、キセキ、バルデス、コロナシオンといった2勝目を狙う素質馬達が揃い注目を集めたが、先頭でゴールを駆け抜けたのは6番人気のダイワキャグニーだった。横綱相撲で押し切り勝ちを収めた同馬の評価は果たして…。
ダイワキャグニーが横綱相撲でクラシック戦線へ
1/29(日) 東京9R セントポーリア賞(500万) 芝1800m
ダイワキャグニー 牡 馬体重:486kg
騎手:北村宏 厩舎:(美) 菊沢
生産: 社台ファーム
馬主:大城敬三
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス(サンデーサイレンス)
初勝利時の評価:★★★★ 4点〔1000万クラス〕
外枠ということでスタートから出して行った分と、更に外の馬が上がって行ったこともあり、前半はやや行きたがる様子。それでも3F目を過ぎた辺りで落ち着いて2番手を追走、ここでタメが利いたので最後までシッカリと脚を伸ばせた。上がり3Fのラップは11秒4-10秒8-11秒5、全体的にはスローだが、好位で運べるアドバンテージは大きかった。ただ、キセキ、バルデス、コロナシオンといった上位人気馬が案外な走りだっただけに、真価を問うのはトライアルで強敵と当たってから、という感もある。
日本ダービー 想定単勝オッズ
(→)1番人気 レイデオロ 5.2倍
(→)2番人気 カデナ 6.3倍
(→)3番人気 サトノアレス 6.6倍
(→)4番人気 スワーヴリチャード 9.8倍
(→)5番人気 ムーヴザワールド 11.2倍
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下位人気 ダイワキャグニー -
長所
東京コースで勝つ為に必要な、「好位で脚をタメて速い上がりを使える」という点が最大の武器。前に行けるだけに、コースが中山などに替わっても大きく崩れることは考えにくい。ドゥラメンテやローズキングダムなど一流馬を数多く出している父キングカメハメハ×母父サンデーサイレンスという血統構成で、クラシックの時期に大きく成長を遂げる可能性も含んでいる。
短所
初戦時のパドックでは馬っ気を出してかなり入れ込んでいた。それに比べると今回は随分と落ち着いていたが、レース前半の力み方を見ると、まだ不安は拭いきれない。それに加えて馬体的には「1800mもこなせるマイラー」という感じも受けるだけに…。
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