人気馬が堅調アンタレスS グレンツェントの信頼度は?
開催時期が1週早まり、京都から阪神へと場所を移して5年が経過したアンタレスS。着実にスターへの階段を昇りつつあるグレンツェントだが、その勢いを止められる馬は果たしているのか?
上位人気馬が堅調なレース
今回は阪神移設後の過去5年を中心に見ていくが、その傾向としてまず挙げられるのは、上位人気馬が比較的堅実な成績を収めていること。
人気別成績(過去5年)
1番人気〔3.1.1.0〕
2番人気〔1.1.1.2〕
3番人気〔0.1.2.2〕
4~5番人気〔0.1.1.8〕
6~9番人気〔1.0.0.19〕
10番人気以下〔0.1.0.34〕
1番人気馬が馬券を外しておらず、1~3番人気全体で〔4.3.4.4〕。2012年2着のアイファーソングを除けば、馬券に絡んだのは全て6番人気以内の馬達である。また、このレースは別定戦だが、斤量別の成績にも特徴がある。
斤量別成績(過去5年)
56キロ〔1.2.3.50〕
57キロ〔4.1.1.8〕
58キロ以上〔0.2.1.7〕
57キロを背負った馬は連対率35.7%と優秀、ただし58キロ以上となると勝ち切れなくなり、過去10年まで振り返っても勝ち馬はいない。今回、58キロを背負うグレンツェントに全幅の信頼を寄せるのはやや危険かも。
距離短縮組が好調
距離短縮組や、近走において長い距離のダートで好走歴がある馬の活躍が目立つのもこのレースの特徴。
前走距離別成績(過去5年)
距離延長〔0.1.0.11〕
同距離〔1.2.4.37〕
距離短縮〔4.2.1.17〕
また、昨年の上位馬を例にとってみると、
昨年のアンタレスS
1着 アウォーディー 前走・名古屋大賞典(ダ1900m)1着
2着 アスカノロマン 3走前・ベテルギウスS(ダ2000m)2着
3着 サージェントバッジ 2走前・アルデバランS(ダ1900m)3着
過去5年の1~3着馬15頭中14頭には、近5走以内にOP以上&ダート1900m以上のレースで3着以内の実績があった。また、同じく15頭中14頭には阪神ダートでの連対実績(うち12頭は1着実績)があった。
今年のメンバーでこの2点を満たしているのは以下の4頭。
タムロミラクル 阪神ダ〔1.1.1.0〕 前走・佐賀記念(ダ2000m)2着
マイネルバイカ 阪神ダ〔2.1.1.3〕 3走前・マーキュリーC(ダ2000m)3着
ミツバ 阪神ダ〔4.3.1.3〕 2走前・ベテルギウスS(ダ2000m)1着
モルトベーネ 阪神ダ〔1.0.1.2〕 2走前・アルデバランS(ダ1900m)1着
これら4頭と、1番人気が濃厚なグレンツェントを組み合わせて勝負したい。
結論
グレンツェント
タムロミラクル
マイネルバイカ
ミツバ
モルトベーネ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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