レイデオロの信頼度を解析 皐月賞→ダービーで着順UPした馬は…
昨年はダービー2着のサトノダイヤモンドがここから菊花賞、有馬記念を制覇と大きく羽ばたいた。過去を振り返っても錚々たるメンバーが集結する神戸新聞杯。ダービー馬レイデオロは果たして…!?
ダービー馬レイデオロの信頼度は?
過去10年でダービー馬が4頭、ダービー2着馬が6頭、実にダービー連対馬の半数がこの神戸新聞杯で秋緒戦を迎えている。当然、レイデオロのジャッジが最優先課題となるだろう。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔6.2.0.2〕
2番人気〔1.1.4.4〕
3番人気〔2.2.1.5〕
4番人気〔0.0.1.9〕
5~9番人気〔1.5.4.40〕
10番人気以下〔0.0.0.59〕
とにかく1番人気馬の信頼度は高い。1番人気で馬券を外した2頭は2007年12着フサイチホウオー(ダービー1番人気7着)、2009年4着アンライバルド(ダービー1番人気12着)と、ダービーで人気に推されながらも掲示板を外していた馬達。2~3着馬に関しては5~9番人気の中穴にも出番はあるが、流石に2桁人気馬の台頭は度外視してもいい。
ダービー組の前走着順別成績(過去10年)
1着〔3.1.0.0〕
2着〔3.2.0.1〕
3~5着〔2.2.0.3〕
6~9着〔0.0.2.8〕
10着以下〔0.1.1.15〕
ダービー連対馬となると、無条件で連軸にしても良いレベル。馬券に絡んだダービー組の実績を見ると、17頭全馬に重賞連対実績があり、14頭は重賞勝ち馬。17頭中15頭はGIでの連対実績があった。次に注目したのはダービーと皐月賞の関係。
神戸新聞杯におけるダービーと皐月賞の関係性
- ダービーの着順が皐月賞より上もしくは同じ〔6.4.0.9〕
→このうちダービー連対馬は〔5.3.0.1〕 - ダービーの着順が皐月賞よりも下〔1.1.2.9〕
→このうちダービー3番人気以内なら〔1.1.2.2〕
こうなるとやはりレイデオロの信頼度はかなり高いのが分かる。先のセントライト記念やローズSで新興勢力が勝ったからと言っても、それとは話が違う。
その他の春2冠出走馬となると、皐月賞16着→ダービー4着と大きくジャンプアップしたマイスタイルが相手候補に挙がる。逆に、ダービーで着順を落としているカデナ、ダンビュライトはやや割り引いて考えたい。
前走・条件戦組の台頭はあるか
過去10年、当レースで馬券に絡んだ30頭のうち、3分の1近い11頭は皐月賞・ダービーに出走していなかった馬。別路線組も警戒して損はない。
前走レース別成績(過去10年)
ダービー〔8.6.3.28〕
ラジオNIKKEI賞〔1.1.1.8〕
500万〔0.0.0.24〕
1000万〔0.2.4.34〕
1600万〔1.0.0.4〕
OP特別〔0.0.1.10〕
主に拾えるのは前走・1000万組。馬券に絡んだ6頭は全て前走2着以内、そして敗れていてもタイム差なしの馬だった。ここではキセキがこの条件をクリア。毎日杯では皐月賞馬アルアインから0.2秒差の3着と実力は証明済み。
その毎日杯で2着だったサトノアーサーも侮れない。ディープインパクト産駒は当レースで〔1.2.3.11〕と複勝率は上々。なにより池江寿厩舎が〔3.0.2.4〕と好成績なのも無視できない。ダービーこそ10着だったが、先週のセントライト記念のアルアイン(2着)、サトノクロニクル(3着)と同厩舎での使い分けにも妙味が漂う。
結論
◎レイデオロ
△マイスタイル
△キセキ
△サトノアーサー
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