極上のキレ味を披露 ロードカナロア産駒ダイアトニックに★7つ
不利を跳ね返してデビュー勝ち ダイアトニック
12/16(土) 阪神5R 2歳新馬 芝1600m外
ダイアトニック 牡 馬体重:468kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:ルメール 厩舎:(栗) 安田隆
生産: 酒井牧場
馬主: シルクレーシング
父:ロードカナロア
母:トゥハーモニー(サンデーサイレンス)
好スタートを決めたが、急かさずに道中は折り合い重視で運ぶことを選択。3角では内側から不利を受けて後退を余儀なくされたが、落ち着いて直線で進路を外へ取ると、先に抜け出した2着馬を鋭い伸びでゴール前ハナ差だけ捉えた。レースのラスト2Fが11秒4-11秒4だから、自身は更に速い。キレ味と実戦向きの精神力が備わっており、素質は高い。

鋭いキレ味を発揮したダイアトニック(手前)がデビュー勝ち(撮影:日刊ゲンダイ)
馬体診断
パドックではテンションが上がり気味で、レースでもスタート直後は行きたがるような素振り。しかし、3角での不利が怪我の功名になったか、それ以降は力みの抜けた走りに変わった。全体的なシルエットは父ロードカナロアの幼い頃に似た雰囲気がある。重心が低く、前後のバランスから言ってもマイル以下が守備範囲になりそう。身のこなしに柔軟性があり、あとは成長とともに筋肉がボリュームアップしてくれば理想的。
血統診断
母は中央未勝利だが、本馬の半兄にレオプライム(京王杯SC2着)を産んでいる。父ロードカナロアの初年度産駒で、その父との組合せで最も勝ち鞍が多いのが母父サンデーサイレンスとの組み合わせ。また、朝日杯FSで2着に入った父の産駒ステルヴィオにしても、母母父がサンデーサイレンスである。ロードカナロア自身にサンデーサイレンスの血が入っていないため、必然的にカップリングの数は多くなるが、今のところ相性は良さそう。全体的な傾向としては、やはりマイル以下の距離がベター。
馬券の狙い目→まだ幼さが目立っているが、裏を返せば成長の余地があるタイプ。将来的には1200m~1600mまでこなせるタイプに育ちそう。
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