コイツの子を買えば的中!? 今年の中山芝1200mで好調な種牡馬とは…

重賞データ攻略
オーシャンS

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 4歳馬から10歳馬まで、幅広い世代から多士済々なメンバーが集まったオーシャンS。過去10年で1番人気はわずかに1勝。何が勝ってもおかしくない一戦をデータ班はどう読み解く?

チャンスはどの馬にもアリ!?

 昨年こそ1番人気のメラグラーナが勝利を収めたが、実は過去10年で唯一の勝利だった。馬連平均配当が約9500円、3連複も平均配当が約78,000円と波乱を期待して良いレースだ。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔1.2.1.6〕
2番人気〔2.1.0.7〕
3番人気〔3.1.0.6〕
4~6番人気〔1.3.4.22〕
7~9番人気〔3.1.4.22〕
10番人気以下〔0.2.1.67〕

 流石に2桁人気ともなると押さえが精一杯かもしれないが、中穴クラスまでは臆せずに狙っていける範囲。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔2.1.1.25〕
5歳〔5.1.4.32〕
6歳〔1.5.1.25〕
7歳〔2.2.0.21〕
8歳以上〔0.1.4.27〕

 年齢別の成績を見ると、高齢馬の好走例も珍しくない。ただし、8歳以上となると3着候補までといった印象。また、牝馬は過去10年で〔2.3.1.29〕。馬券に絡んだ6頭中5頭は6番人気以内なので、牝馬はできるだけ上位人気馬を狙いのがベターか。

荒れる要因は臨戦過程にあった?

 当レースの波乱傾向が強いのは、準OP勝ち直後の馬やOP特別からの臨戦馬が好走していることにある。

前走レース別成績(過去10年)
ラピスラズリS〔3.0.0.9〕
阪神C〔1.2.1.7〕
淀短距離S〔1.0.1.4〕
京阪杯〔1.0.0.6〕
シルクロードS〔0.4.2.49〕

前走クラス別成績(過去10年)
1600万〔3.0.0.14〕
OP特別〔5.0.5.30〕
GIII〔1.6.3.66〕
GII〔1.2.1.9〕
GI〔0.2.0.6〕

 勝ち馬の10頭中8頭は前走が準OPかOP特別だった馬。前走が準OPだった3頭の勝ち馬は前走1着は勿論だが、他に中山芝1200mで1着経験があった。前走・OP特別組の勝ち馬5頭は前走2着以内か前走3番人気以内の条件を満たしていた。この点からダイメイフジアルティマブラッドラインスピリットの3頭が勝ち馬候補に。

 1~3着馬の半数近い14頭を占めている前走GII・GIII組。こちらは前走敗戦からの巻返しというパターンが多く、14頭中7頭が前走6着以下。ただし、その前走で勝ち馬から1秒以上離されていた馬は2頭しか好走しておらず、大敗すぎるのもマイナス。

冬場の芝で浮上するのは○○産駒!

 この時期の芝といえば、野芝が生育しづらく洋芝が頼みの綱でもある。それだけに走破時計の速い遅いに関わらず、やや力を要する馬場状態にある。そんな中で活躍が目立つのがダイワメジャー産駒だ。

 今年に入ってからの中山芝1200m戦は先週末終了時点で計6鞍が行われ、ダイワメジャー産駒は〔1.2.1.3〕。掲示板を外したのは1頭のみで、出走馬のいた5鞍中4鞍で馬券に絡んでいる。唯一、馬券を外したレースでも4着に入っており、ダイワメジャー産駒にとってこの時期の馬場はプラス材料なのだろう。

 前述の前走GII・GIIIからの巻き返しという点も踏まえると、ナックビーナスビップライブリーレーヌミノルの3頭が浮上。好走例の多いシルクロードSや阪神Cからの臨戦というのも悪くない。

レーヌミノル

人気が予想されるレーヌミノル(左)もダイワメジャー産駒(撮影:日刊ゲンダイ)

結論

ダイメイフジ
アルティマブラッド
ラインスピリット
ナックビーナス
ビップライブリー
レーヌミノル

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