「新潟千直は外枠有利」に異議アリ! データ班がアイビスSDを深く解析

重賞データ攻略
クイーンSアイビスサマーダッシュ

8枠14番 セイコーライコウ
 昨年、韋駄天SとアイビスSDを制した時はともに2番枠だったが、今年は大外枠。これが吉と出るか凶と出るかは微妙な部分だが、鞍上の柴田善Jは直線競馬での通算勝利数現役1位。勝率17.8%は騎乗数を考えればかなりの数字だ。

8枠13番 ベルカント
 サクラバクシンオー産駒は直線競馬でダントツの32勝。トータルの出走数が多いので当然と言えば当然なのだが、2位がタイキシャトルの11勝だから、無視はできないデータ。また、牝馬はこのレース、過去10年で〔7.4.5.50〕。牡馬・セン馬よりも率が良い。この枠なら外せないだろう。

3枠3番 サフィロス
 父キンシャサノキセキの産駒は3頭が直線競馬に出走して〔2.1.1.0〕とパーフェクト。まだサンプル数は少ないが、狙う価値はある。過去10年で〔2.2.2.10〕と好成績の3歳馬、内枠の馬で買うならコレだ。

7枠11番 レンイングランド
 こちらも同じく3歳馬。母は当レースで2着がある実績馬で、息子にも直線競馬への素質があっても不思議ではない。芝の1400m以上では〔0.0.0.5〕だが、芝1200mでは〔2.0.2.0〕。前走は展開が向いた印象もあるが、スプリント能力は高い。

直線1000mのレースは初めてとなるベルカント(撮影:日刊ゲンダイ)

直線1000mのレースは初めてとなるベルカント(撮影:日刊ゲンダイ)