青葉賞は軸2頭で勝負 近5年のデータに明らかな傾向あり

重賞データ攻略
青葉賞

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 上位人気が予想されるのはディープインパクト産駒の素質馬達。果たしてこれに割って入る馬は出てくるのか? ダービーへの切符は2枚、栄光の舞台に駒を進めるのは一体…!?

前走500万組が中心

 過去10年で1番人気が〔5.1.2.2〕と中々の安定感。それに加えてディープインパクト産駒が〔3.2.4.11〕と得意にしているレースでもある。勝ち馬こそ出ていないものの、ダービーに繋がる重要な一戦。しっかりと検討していきたい。

前走クラス別成績(過去10年)
未勝利〔0.0.0.11〕
500万〔5.7.8.71〕
OP特別〔1.1.1.18〕
GIII〔2.0.1.14〕
GII〔2.2.0.10〕
GI〔0.0.0.2〕

 近5年に限ると、前走500万組は〔5.4.4.33〕と、馬券に絡んだ15頭中13頭にもなる。まずはその前走500万組について検討していきたい。

前走500万組のポイント(過去10年)

  • 前走1着〔4.7.7.41〕
  • 前走3番人気以内〔5.6.7.38〕、4番人気以下〔0.1.1.33〕
  • 前走上がり3F3位以内〔5.6.8.50〕、4位以下〔0.1.0.21〕
  • 前走1800m以下〔0.1.1.29〕、2000m以上〔5.6.7.42〕

 前走500万組の条件としては、「前走3番人気以内」、「前走上がり3F3位以内」、「前走2000m以上」で「1着」となる。これを満たしたのはスーパーフェザー(アザレア賞1着)、ダノンマジェスティ(大寒桜賞1着)の2頭。

 アザレア賞の勝ち馬は過去10年で〔3.0.1.2〕、大寒桜賞の勝ち馬は〔0.3.2.0〕と、どちらも抜群の成績を収めている。ともに当レースと相性の良いディープインパクト産駒でもあり、期待は大きい。

スーパーフェザー

アザレア賞を快勝しての東上となるスーパーフェザー(撮影:日刊ゲンダイ)

対する前走重賞組は…

 近年一息の前走重賞組だが、過去10年をトータルで見れば決して侮れない。その重賞組の前走着順別成績は以下の通り。

前走重賞組の着順別成績(過去10年)
前走1着〔0.0.0.1〕
前走2着〔1.0.0.3〕
前走3着〔1.0.1.2〕
前走4~5着〔0.1.0.7〕
前走6~9着〔2.1.0.16〕
前走10着以下〔0.0.0.7〕

 あまりサンプルが多いとは言えないが、前走で2桁着順でもなければ、あまり着順にこだわる必要はないか。前走6~9着から巻き返した3頭は以下の通り。

2011年1着 ウインバリアシオン 前走・弥生賞 6番人気7着
2011年2着 ショウナンパルフェ 前走・スプリングS 6番人気6着
2012年1着 フェノーメノ 前走・弥生賞 2番人気6着

 共通点は皐月賞トライアルで6~7着と、もうひとつ力を出し切れていなかった点。また、過去10年の連対馬について調べると、20頭中17頭に芝2000m以上での勝利経験が、20頭中16頭に上がり3F1位をマークしての勝利経験があった。これを踏まえると、オブセッションカフジバンガードゴーフォザサミットの3頭が候補に。

 もう1頭、挙げておきたいのがサトノソルタス。同馬は2000m以上が未経験とマイナス材料はあるが、新馬勝ち→重賞2着(ともに芝1800m戦)という臨戦過程は2008年1着のアドマイヤコマンドと同じ。更に言えば、M.デムーロ&堀厩舎のコンビでGI・GIIを戦った場合〔8.2.0.7〕と、50%近い勝率を誇っているのも恐い。マークは必要だろう。

結論


スーパーフェザー
ダノンマジェスティ

相手候補
オブセッション
カフジバンガード
ゴーフォザサミット
サトノソルタス

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