2歳女王ダノンファンタジーの「扱い」を決める 桜の最重要トライアル
過去10年で7頭の桜花賞馬を送り出している、最重要トライアルのチューリップ賞。今年も2歳女王ダノンファンタジーが参戦。一見堅そうに思えるが、波乱の可能性はあるか?
ダノンファンタジーは堅軸か?
まず最初に、2歳女王ダノンファンタジーの扱いを決めるのが先決。1番人気は確実だが、信頼度は如何ほどか。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔5.2.1.2〕
2番人気〔1.1.3.5〕
3番人気〔1.2.0.7〕
4~5番人気〔2.1.1.16〕
6~10番人気〔1.4.5.40〕
11番人気以下〔0.0.0.38〕
1番人気馬は単勝オッズ1倍台なら〔5.0.1.0〕と圧倒的。対して2倍台なら〔0.2.0.2〕で、馬券を外した2頭は前走がOP特別だった。単勝1倍台で唯一敗れていたのは前走の阪神JFで4番人気だった馬で、勝ち馬5頭は全て阪神JF1~2番人気。やはりダノンファンタジーは堅軸。
所属別成績(過去10年)
関東馬〔3.5.1.8〕
関西馬〔7.5.9.97〕
関東馬は連対率47.1%と抜群の成績。馬券に絡んだ9頭中6頭は阪神JFに出走しており、そこで3着以内か4番人気以内だった。また、例外の3頭は全て前走500万1着馬。これに当てはまるのは阪神JF3番人気4着のシェーングランツと、前走500万1着のアフランシール。
枠番別成績(過去10年)
1枠〔0.1.1.11〕
2枠〔0.0.1.13〕
3枠〔1.0.1.13〕
4枠〔2.1.3.11〕
5枠〔1.2.1.15〕
6枠〔3.1.0.15〕
7枠〔3.2.0.15〕
8枠〔0.3.3.15〕
1~3枠は複数回の連対がなく、全体的に見ても内枠はやや割引きが必要だろう。1枠1番のダノンファンタジーは別として、相手候補にはやや外目の枠を意識したい。
阪神JF組以外で狙うなら?
過去10年の2~3着馬20頭中9頭、約半数は6~10番人気。人気の盲点となりそうな穴馬をうまく拾いたいところ。
前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔7.3.5.8〕
エルフィンS〔0.1.2.21〕
シンザン記念〔0.1.0.1〕
新馬〔0.1.0.5〕
未勝利〔1.0.1.15〕
500万〔1.2.1.32〕
OP特別〔1.1.2.33〕
GIII〔0.3.1.10〕
臨戦過程にかかわらず、キャリアが6戦以上の馬は〔0.0.0.20〕。また、「前走5着以内」というのも大きなポイントで、例外は2~3着馬に1頭ずつだけ。
実績面で考慮するとすれば、今回と同じ阪神芝1600mでの実績。当コースで1着があれば、〔3.2.2.10〕で複勝率は41.2%とまずまず。キャリア5戦以内、前走5着以内でこの実績があるのは、ダノンファンタジー以外にブランノワールとブリッツアウェイの2頭。
結論
◎ダノンファンタジー
△シェーングランツ
△アフランシール
△ブランノワール
△ブリッツアウェイ
三代川(編集)
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田崎TM
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