伏兵レッドジェニアル驚きの進化 ダービーでは「どこまでやれるか」
令和の幕開けは波乱決着 レッドジェニアル
前半1000mの通過が60秒0。けっしてスローペースではなかったが、逃げた馬が2着に粘ったことを考えても、前に有利な流れだったと言えた。
レッドジェニアルは、道中は中団馬群の後ろ目で流れに乗り、直線を向いて巧く前を捌いて外へ持ち出されると、力強い伸びを見せたもの。これまでの戦績を考えれば、ちょっとビックリしたほどの勝ちっぷりだったが、イレ込んでいた前走時とは違って落ち着きがあり、直線がフラットな京都コースも合うのだろう。ただ、一頭だけ目立つ伸び脚だったとはいえ、上がり3ハロンは34秒7。ダービーでは、どこまでやれるか、といったところかもしれない。
![レッドジェニアル](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2019/05/e9cb1e75f969b32316195064885704a0.jpg)
11番人気のレッドジェニアルが差し切りV(撮影:日刊ゲンダイ)
2着ロジャーバローズは、2ハロン目に10秒5のラップで後続を引き離すと、あとは坦々とした流れに持ち込んだ形。リズム良く走った上で、余力を残して直線でも完全な逃げ切り態勢だったが、外から出し抜けを食らったのなら、これは仕方のない2着だった。
3着サトノソロモンは、好位を上手に立ち回り、直線でもジワジワと伸びたが、ディープ産駒の割にはキレ味が今一つで、まだまでこれからの馬なのだろう。
4着ナイママも、前々で運んで渋太く脚を使っていたが、ラストで1勝馬に追い負けたあたりが、この馬の現状での能力を示していたか。
5着タガノディアマンテは、前を見ながら運んで積極的に勝ちに行く、これまでとは違った競馬だったが、直線では思いのほか伸びなかった。少し距離に壁があるのか、それとも序盤にジックリ脚を溜める形の方かいいのか、評価は微妙なところだ。
ブレイキングドーンは、後方から直線では進路を探しながら脚を伸ばしたが、これまたキレるタイプではない。現状ではスタミナ勝負にならないと上位進出も厳しいか。オールイズウェルは、今日の流れを前で運んで直線で失速してしまったあたり、まだ力を付け切っていないと見ていい。
馬場TM
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7/27(土)新潟1R
払戻金 92万5000円
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土屋(競友)
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7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
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7/20(土)福島11R
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