ヴィクトリアマイル穴馬はコレ 複勝回収率164%の条件も後押し
各前哨戦の勝ち馬と4頭のGIホースが集結した春のマイル女王決定戦、ヴィクトリアマイル。実力拮抗に映るメンバー構成をどう紐解く?
ステップレースの条件変更で傾向にも変化が…
2016年から年明け以降の牝馬路線は競走条件等が見直され、愛知杯が年末→年始の開催に、京都牝馬Sは1600m→1400mになって日程もひと月ほど繰り下がった。ヴィクトリアマイルの前哨戦、阪神牝馬Sも例外ではなく、1400m→1600mになり、より本番との関連性は強くなった。
前走レース別成績(過去3年)
阪神牝馬S〔3.2.2.17〕
福島牝馬S〔0.1.0.6〕
大阪杯〔0.0.1.0〕
高松宮記念〔0.0.0.8〕
中山牝馬S〔0.0.0.2〕
2016年以降の近3年を振り返ると、馬券に絡んだ9頭中7頭までが前走・阪神牝馬S組。上位人気馬の中にはアメリカ遠征帰りのアエロリットなど他路線組もいるが、阪神牝馬S組が今年も中心と考えるべきだろう。
阪神牝馬S組の前走着順別成績(過去3年)
前走1着〔0.0.0.3〕
前走2~3着〔1.2.2.1〕
前走4~5着〔1.0.0.2〕
前走6~9着〔1.0.0.4〕
前走10着以下〔0.0.0.7〕
特徴的なのは阪神牝馬Sの勝ち馬が1頭も馬券に絡めていないという点で、ミッキーチャームにとっては嫌なデータ。阪神の1600mと東京の1600mでは求められる資質が違うということなのか、本番ではむしろ2~3着馬の好走例が目立っている。
馬券に絡んだ7頭中6頭は4~5歳、前走と騎手が同じ、という共通点があり、穴として面白い存在になりそうなのが阪神牝馬S2着のアマルフィコースト。1枠1番の最内枠は過去10年で3着が4回、複勝回収率は164%と穴の雰囲気は十分。

背中を押すようなデータが揃ったアマルフィコースト(撮影:日刊ゲンダイ)
一方、同じく阪神牝馬S組で馬券に絡んだ7頭中6頭は前走5番人気以内だった馬。前哨戦で人気ほど走れなかった馬の巻返しも視野に入れたい。阪神牝馬S1番人気のラッキーライラックは東京マイルでGIII・アルテミスS勝ちがあり、同3番人気のレッドオルガはGIII・東京新聞杯で2着、東京マイルで〔2.1.1.0〕と実績豊富。この2頭は人気でも押さえておきたい。
狙い馬
アマルフィコースト
ラッキーライラック
レッドオルガ
板子TM

日本ダービー(GI)
払戻金 20万0500円
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大江原TM

日本ダービー(GI)
払戻金 19万6050円
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佐藤直TM

日本ダービー(GI)
払戻金 15万5620円
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