どよめく大観衆 ダービー馬の弟をあざ笑ったサリオスの★評価
今年はシルクの当たり年? 圧巻の切れ味 サリオス
6/2(日) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
サリオス 牡 馬体重:534kg
★★★★★★★★ 8点
騎手:レーン 厩舎:(美) 堀
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング
父ハーツクライ
母サロミナ(Lomitas)
スタートは普通に出たが、抑えて中団より後ろから。終始、外目をスムーズに追走し、残り600m地点から一気にスピードアップ。レースの上がり3Fが33秒6(11秒4-10秒9-11秒3)の中、自身は33秒1をマークした。1番人気こそダービー馬レイデオロの弟アブソルティスモ(2着)に譲ったが、これを全く相手にせず差し切りV。安田記念の頂上決戦を見るため集まった観衆からも、大きなどよめきが起こるパフォーマンスだった。瞬発力・スピード・持続力、どれもがハイレベルな逸材。

強烈なパフォーマンスでデビュー戦を制したサリオス(撮影:日刊ゲンダイ)
馬体診断
534キロという大型馬で、筋肉の付き方やシルエットはまだまだ成長途上といった印象。それでいてこのパフォーマンスなのだから相当な素質とも言える。ユッタリとした馬体で気性面も悪くなさそうなので距離はもちそうだが、この馬体重やフットワークから1600m~2000m位が適距離、という可能性もあるか。
血統診断
母はデビューから4連勝で独オークスを制覇。本馬の半姉サロニカはOP勝ち、もう1頭の半姉サラキアはローズS2着→秋華賞4着。ドイツ色の強い血統構成で、堀厩舎&ハーツクライ&ドイツ牝系と言えば今年の弥生賞2着馬シュヴァルツリーゼが思い浮かぶ。早い時期からでも素質の高さで好走するが、完成時期はやや遅めと見積もっておきたい。
馬券の狙い目→素質やセンスの高さから、クラシック戦線でも楽しめそうな一頭。ただし、本格化するのは古馬になってからで、マイル路線という可能性も。
細川TM

6/4(日)阪神6R
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WIN5指数

6/4(日)WIN5
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土屋(競友)

6/3鳴尾記念(GIII)
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