コロッと負けそうなダノンスマッシュ 代わりに買いたい超大穴馬
夏の函館開催の始まりを告げるスプリント重賞、函館スプリントS。あのロードカナロアですら敗戦を喫した波乱のレースだが、データが導き出した穴馬とは…
1番人気はアブナイ
日程が7月から6月に繰り上がってからの7年間、1番人気は〔0.1.1.5〕と振るわず。小回りコースのスプリント戦、それも洋芝適性の問われる函館、となると紛れがあるのは当然だろう。
函館SS1番人気馬の成績(過去7年)
2012年 2着 ロードカナロア 前走・高松宮記念(GI)3着
2013年 7着 ドリームバレンチノ 前走・高松宮記念(GI)2着
2014年 11着 ストレイトガール 前走・ヴィクトリアマイル(GI)3着
2015年 14着 コパノリチャード 前走・高松宮記念(GI)5着
2016年 6着 オメガヴェンデッタ 前走・京王杯SC(GII)6着
2017年 4着 セイウンコウセイ 前走・高松宮記念(GI)1着
2018年 3着 ナックビーナス 前走・高松宮記念(GI)3着
上記7頭のうち6頭は前走でGI・5着以内と好走していたが、ロードカナロアでさえ勝ち切ることは出来ていない。GI好走から臨むローテーション的な難しさに加えて、力を出し切れずに終わる可能性も高い小回りコースが災いしているのだろう。
今回、人気を集めそうなのが、高松宮記念4着から臨むダノンスマッシュ。昨夏の函館で1600万を勝ち、続く札幌のキーンランドCでも2着と洋芝適性も十分だが、父ロードカナロアと同様にコロッと負けてもおかしくはない。

人気が予想されるダノンスマッシュだが…(撮影:日刊ゲンダイ)
狙い目は前走大敗馬
当レースのもうひとつの特徴は前走で大敗した馬の巻き返し。前走の着順別成績は以下の通りである。
前走着順別成績(過去7年)
1着〔2.1.1.10〕
2着〔0.0.1.6〕
3着〔0.2.1.3〕
4着〔0.1.0.4〕
5着〔0.0.0.5〕
6~9着〔1.0.0.16〕
10着以下〔4.3.4.37〕
前走2桁着順からの巻き返しがとにかく目立つ。昨年も、高松宮記念3着から臨んだ1番人気馬を負かした上位2頭は前走2桁着順だった2頭。
馬券に絡んだ11頭のうち、10頭までが前走1400m以上からの距離短縮組。また、9頭が前走から鞍上が乗り替わっていた。そこで狙ってみたいのが大穴のトウショウピスト。近走の成績は冴えないが、函館芝で〔3.1.1.0〕と抜群の相性を誇る。一変の可能性に賭けてみたい。
特注馬
トウショウピスト
細川TM

6/4(日)阪神6R
払戻金 30万9000円
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WIN5指数

6/4(日)WIN5
払戻金 31万8470円
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土屋(競友)

6/3鳴尾記念(GIII)
払戻金 7万8000円
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