レイデオロは「買えない」グランプリ 好走ポイントクリアで浮上した馬
令和最初のグランプリ競走にGI馬6頭を含む豪華メンバーが集結。昨年も7番人気が勝利しているように、伏兵の一発が目立つ波乱含みの一戦をデータ班はどうジャッジする?
海外遠征帰りの取捨は?
まずは気になる前走・海外組について見ていきたい。近5年の海外組の成績は以下の通り。(外国馬を除く)
前走海外組の成績(過去5年、外国馬を除く)
2014年 9着 ジェンティルドンナ 前走・ドバイシーマクラシック 1着
2015年 11着 ワンアンドオンリー 前走・ドバイシーマクラシック 3着
2015年 12着 トーセンスターダム 前走・クイーンエリザベスS 5着
2016年 2着 ドゥラメンテ 前走・ドバイシーマクラシック 2着
2016年 4着 ラブリーデイ 前走・クイーンエリザベス2世C 4着
2016年 6着 サトノクラウン 前走・クイーンエリザベス2世C 12着
2016年 7着 ラストインパクト 前走・ドバイシーマクラシック 3着
2016年 14着 ワンアンドオンリー 前走・ドバイシーマクラシック 5着
2018年 4着 ヴィブロス 前走・ドバイターフ 2着
2018年 5着 ダンビュライト 前走・クイーンエリザベス2世C 7着
2018年 12着 サトノクラウン 前走・ドバイシーマクラシック 7着
この5年で馬券に絡んだのは2016年のドゥラメンテのみとなっている。合わせて〔0.1.0.10〕という成績なのだから積極的には買えない。たとえ世界の強豪を相手に好レースをしてきた馬でも割り引きが必要だ。この点でスワーヴリチャード、リスグラシュー、レイデオロは軸馬には推しにくい。
国内組なら天皇賞(春)
続いて国内組に注目したい。前走レース別成績は以下の通り。(過去10年)
前走レース別成績(過去10年)
天皇賞(春)〔5.2.2.33〕
鳴尾記念〔1.2.1.12〕
目黒記念〔1.0.1.15〕
大阪杯GI〔1.0.0.2〕
エプソムC〔0.0.0.3〕
天皇賞(春)からの臨戦馬の好走が目立つ。この組は過去10年のうち9年で馬券に絡んでおり、近2年も連続で連対中だ。今年も馬券に絡む可能性が高いと見て、天皇賞(春)組を狙ってみたい。
天皇賞(春)組の好走のポイントは?
天皇賞(春)からの臨戦馬は、前走で2番人気以内かつ4歳の関西馬が〔2.0.1.4〕。さらに、今年3戦目&休み明け3戦目というローテで臨んできた馬に限ると〔2.0.1.0〕と好成績。人気、実力を兼ね備えた若い馬+順調なローテが好走のポイントだ。今年はこの条件を満たすエタリオウの戴冠に期待したい。
推奨馬
エタリオウ
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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