武豊サトノゴールドは「落選」 札幌２歳Ｓ勝ち馬候補は２頭だけ

　前走で圧巻のレコード勝ちを決めたゴルコンダに、幼い面を見せながらも勝ち切ったサトノゴールド、好時計勝ちのダーリントンホールなど、今年も好素材が集まった。ここからクラシックの主役候補は現れるのか？

決め手が重要

　札幌開催の最終週に行われる当レース。ここでは決め手がポイントになってくる。

前走上がり３Ｆ順位別成績（函館開催も含む過去10年）
１位〔９.４.５.47〕
２位〔１.３.５.26〕
３位〔０.２.０.11〕
４～５位〔０.１.０.９〕
６位以下〔０.０.０.15〕

　前走で上がり最速だった馬が過去10年で９勝を挙げる。開催最終週であることに加え、例年、３コーナー付近からの追い比べになる当レース。勝ち負けするには決め手が必須となる。今年はエイリアス、ゴルコンダ、サトノゴールド、ダーリントンホールの４頭が該当。さらに勝ち馬候補には以下の条件もつけ加えたい。

勝ち馬10頭の特徴（函館開催も含む過去10年）

• 当日の馬体重が470キロ以上（10頭中７頭）
• 前回から乗り替わりなし（10頭中９頭）

　前述したように開催最終週に行われる当レース。ただでさえ力の要る洋芝であることに加え、馬場は荒れ模様。ある程度の馬格が有る馬が有利と言えそうだ。また、２歳戦だけに前走から乗り替わりがあるのは減点。これらの条件をクリアするのはゴルコンダとダーリントンホールの２頭。上位人気濃厚だが、勝ち馬候補はこの２頭に絞りたい。

推奨馬

ゴルコンダ
ダーリントンホール