デイリー杯は２頭にブッコミ!? 単勝回収率320％がハマッた馬

　昨年の１着馬アドマイヤマーズは後に朝日杯ＦＳ、ＮＨＫマイルＣを制覇。世代のマイルチャンピオンに輝いた。今年もここから飛躍を遂げる馬は現れるのか？

経験や実績は不問？

　まずは過去10年のキャリア別成績と前走クラス別成績に注目してみたい。

キャリア別成績（過去10年）
１戦〔４.２.２.18〕
２戦〔５.３.３.30〕
３戦〔１.５.２.17〕
４戦以上〔０.０.３.17〕

前走クラス別成績（過去10年）
ＧIII〔１.２.３.10〕
オープン特別〔２.２.４.21〕
未勝利〔３.４.１.25〕
新馬〔４.２.２.17〕

　勝ち馬に目を向けると、10頭中９頭はキャリア２戦以内、７頭は新馬・未勝利からの臨戦馬となっている。ここでは経験や実績にとらわれず、新馬・未勝利勝ち直後の素質馬を狙ってみるのが面白そうだ。今回はインザムード、ウイングレイテスト、ライティア、レッドベルジュールが両条件をクリア。

さらに条件を絞ると…

　キャリア２戦以内の新馬・未勝利組は合わせて〔６.４.３.32〕。その中でも前走で阪神芝外1600ｍ戦に出走し、上がり３ハロン２位以内、中４～８週でここに参戦していれば〔３.１.０.０〕となり、単勝回収率は320％。今年はインザムードとライティアがこの条件に合致。この２頭の一発に期待してみたい。

オークス馬シンハライトの全妹ライティア（撮影：日刊ゲンダイ）

推奨馬

インザムード
ライティア