ブッコめば帯封もあり得る? 京阪杯の「とんでもない穴馬」

重賞データ攻略
京阪杯

 過去10年で馬連万馬券が6回。ジャパンカップで勝った人も負けた人も、懐を温めて帰るには絶好のレースといえるのが、この京阪杯。データで浮かび上がった大穴候補とは?

最終週でも逃げ~先行馬

 本年の京都開催の最終週を飾る一戦とあって、芝は外差しが利く傾向と思われがちだが、当レースの勝ち馬は逃げ~先行馬が圧倒的に多いのが特徴。

脚質別成績(過去10年)
逃げ〔4.1.0.5〕
先行〔5.1.4.30〕
差し〔0.7.5.57〕
追込〔1.1.2.47〕

 上がり3F最速をマークした馬が〔1.4.1.10〕、同2位〔1.1.1.3〕、同3位〔0.0.3.10〕と、末脚に長けた馬が軒並み苦戦傾向。2着馬こそ差し馬が多いものの、勝ち馬に関しては逃げ~先行勢から探すのがベター。

大波乱の可能性も?

 過去10年の勝ち馬のうち、9頭までが逃げ~先行馬というのは前述の通りだが、具体的に言うと4各4番手以内だった馬。うち7頭は前走4角3番手以内で競馬をしていた馬だが、意外にも今回のメンバーで「前走4角3番手以内」に当てはまるのは以下の2頭だけ。

フミノムーン 前走・オパールS 8着 通過順1-1-1
モズスーパーフレア 前走・スプリンターズS 2着 通過順1-1-1

 また、勝ち馬の実績面を調べると、10頭中7頭に「京都芝1200mで1着」の実績があった。フミノムーンは当条件〔1.0.2.9〕、モズスーパーフレアは〔0.0.1.0〕となっており、狙ってみたいのは前者の方。

 フミノムーンは前走、キャリア36戦目にして初めての逃げと新味を発揮。それでいて5ヶ月の休み明けながら勝ち馬から0.5秒差の8着なら決して悪くない内容だろう。馬場悪化が心配されるが、同馬は重馬場だった2016年の当レースで3着がある。この馬の一発に期待してみたい。

フミノムーン

3年前の京阪杯で3着に入った実績もあるフミノムーン(写真は2016年撮影:日刊ゲンダイ)

特注馬

フミノムーン

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