スカイグルーヴは「消し」 良血牝馬に立ちはだかる2頭の牡馬

重賞データ攻略
京成杯

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 デビュー戦圧勝の良血牝馬スカイグルーヴが注目を集めるが、牡馬陣も黙ってはいられない!? 皐月賞と同じ舞台の京成杯、データから見えたのは…?

牝馬には厳しい壁が?

 先週は東西の重賞で1番人気の馬が共に馬券圏外に沈む波乱。この京成杯でもスカイグルーヴが1番人気になりそうな様相。まずはここの取捨を考えていくことを先決としたい。

 過去10年、芝2000m超の世代限定重賞における牝馬の成績は〔0.1.0.25〕。昨年の京都2歳Sでミヤマザクラが2着に入った以外は全て馬券外。1600m~1800mならまだしも、2000mを超える距離の重賞では牡馬の壁は厚いと見える。

 また、当レースの過去10年で新馬勝ち直後の馬は〔1.0.3.15〕となっており、昨年こそ勝ち馬を輩出したが、流石に年明けの重賞ともなると、ある程度のレース経験は必要と言えるだろう。以上の2点からスカイグルーヴは消しとしたい。

連対条件は7つ

 さて、問題は「じゃあどの馬が来るの?」である。そこで過去10年の当レースの連対馬についてポイントを整理したみた。

京成杯連対馬のポイント(過去10年)

  • 前走が右回り(20頭中17頭)
  • 前走が1800m~2000m(20頭中18頭)
  • 前走3着以内かつ0.5秒差以内(20頭中20頭)
  • キャリア4戦以内(20頭中20頭)
  • 1800m~2000mで1着(20頭中19頭)
  • 新馬戦3着以内(20頭中17頭)
  • 新馬戦3番人気以内(20頭中16頭)

 以上のポイントをすべてクリアしたのはキングオブドラゴンクリスタルブラックディアスティマの3頭。冒頭で新馬勝ち直後の馬は割り引きとしたので、クリスタルブラックは除外、今回はキングオブドラゴンディアスティマの2頭を狙いたい。

キングオブドラゴン

前走同じコースで未勝利勝ちを収めたキングオブドラゴン(黒帽)(撮影:日刊ゲンダイ)

危険な人気馬

スカイグルーヴ

推奨馬

キングオブドラゴン
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