阪急杯、勝利に必要な4つの条件 クリアしたのは3頭だけ
昨年の勝ち馬ミッキーアイルを始めとして、毎年のように当レースの好走馬が高松宮記念でも好走中。本番を見据えた重要な前哨戦をデータで徹底分析。
勝利のための4箇条
昨年と同じ顔ぶれも何頭かはいるが、12頭立てとフルゲートを大きく割っており、例年よりはやや小粒なメンバー構成。というわけで馬券的なことを考えると、まずは勝ち馬探しから始めたい。
勝ち馬のポイント(過去10年)※2007年は1着同着
- 重賞連対実績(11頭中10頭)→11頭中7頭は重賞勝ち馬
- 阪神での連対実績(11頭中9頭)
- 1400mでの1着経験(11頭中8頭)
- 前年以降に重賞3着以内(11頭中10頭)
以上の4点が勝ち馬の条件として挙がる。距離実績に関しては、1200mで1着経験のあった馬が11頭中3頭に対して、1600mで1着経験だと11頭中7頭だから、スプリンター型よりもマイラー型に分があるとも言えそう。
上に挙げた4点を全てクリアしたのはシュウジ、テイエムタイホー、ロサギガンティア。ただし、当レースにおいて7歳以上の馬は過去10年で〔1.1.0.40〕なので、8歳馬のテイエムタイホーはやや割り引き。ならば人気でもシュウジとロサギガンティアには逆らえないだろう。
相手探しのポイントは年齢と前走
勝ち馬探しで挙げたポイントは2~3着馬に拡げてもほぼ同様の結果となり、重賞連対実績(30頭中24頭)、阪神連対実績(30頭中24頭)、1400mでの1着経験(30頭中23頭)となる。先に挙げた3頭以外ではカオスモスがこれに該当。
相手候補をもう少し探るなら、年齢と前走のクラスがポイントとなりそう。
年齢別成績(過去10年)
4歳〔2.3.7.22〕
5歳〔7.3.2.33〕
6歳〔1.2.1.37〕
7歳以上〔1.1.0.40〕
前走クラス別成績(過去10年)
1600万〔0.0.1.12〕
OP特別〔0.0.1.31〕
GIII〔5.6.4.62〕
GII〔4.3.3.13〕
GI〔0.0.1.13〕
海外〔2.0.0.0〕
年齢では4~5歳馬の活躍が目立つ。また、前走が1600万やOP特別だった馬は割り引きで、前走・重賞組の中でも阪神C組の〔4.3.3.11〕という成績がひとつ抜きん出ているが、基本的にはGIIやGIIIから臨戦してきた馬を拾いたい。
5歳馬ブラヴィッシモは前走・シルクロードS組。重賞連対実績こそないが、昨年の当レースで3着ならそう目くじらを立てる必要もないか。同じく5歳馬のムーンクレストも重賞連対実績以外はクリア。今回と同舞台で行なわれた仲秋Sではブラヴィッシモとクビ差の2着があり、実力的にもほぼ互角。
結論
軸
シュウジ
ロサギガンティア
相手
テイエムタイホー
カオスモス
ブラヴィッシモ
ムーンクレスト
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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