【マイルCS】「連対率100%」をマーク! データ班が注目する“上位争い必至”の2頭とは?

重賞データ攻略
マイルCS

~マイルCS・過去10年の傾向分析~

 過去10年、マイルCS連覇に挑んだ前年の勝ち馬は6頭いて〔1.2.0.3〕連対率5割。連対した3頭は全て当年のG1で馬券に絡んでおり、前年から力の衰えがないことを証明していた。昨年の覇者ナミュールは今年に入ってからのG1で2着2回と、高レベルな成績をキープしており期待は高まる。ただし、前走・安田記念組は〔1.1.0.4〕と少々物足りない成績。昨年は前走が安田記念2着だった前年の覇者が8着に敗退していることもあり、同じステップの当馬にとっては気になるデータだ。

 前走レース別成績では、富士S組〔4.3.1.42〕で最多連対数、近3年連続で馬券に絡んでいる。この中でも、富士Sで4番人気以内に推されていた関西馬なら〔4.2.1.9〕。さらに上半期マイル王決定戦、同年の安田記念で6着以内の成績を挙げていれば〔2.2.0.0〕パーフェクト連対セリフォスソウルラッシュは上位争い必至。

ソウルラッシュは悲願の初タイトル獲得なるか?

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 続く連対数2位は前走・毎日王冠組〔2.2.3.21〕。特に3着以内だった4歳の関西馬に限れば〔1.1.0.1〕連対率67%エルトンバローズに要警戒。

◇主な前走レース別成績
・富士S〔4.3.1.42〕
・毎日王冠〔2.2.3.21〕
・スプリンターズS〔2.0.0.5〕
・天皇賞(秋)〔1.1.2.6〕
・安田記念〔1.1.0.4〕
・府中牝馬S〔0.0.1.5〕
・カシオペアS〔0.0.0.4〕

昨年は僅かコンマ2秒差だったエルトンバローズ

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