キタサンvs.サトノの頂上決戦・天皇賞(春) データ班の◎は…

重賞データ攻略
天皇賞(春)
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 キタサンブラックとサトノダイヤモンド。菊花賞馬同士の意地と意地がぶつかり合う戦いは淀に場所を移して2度目を迎える。今回は同じ58キロ、果たして逆転は…。

4~6歳馬はほぼ互角

 サトノダイヤモンドは父が果たせなかった3歳時の有馬記念制覇を達成。対するキタサンブラックはGIに昇格した大阪杯を勝利。今回も冷静にどちらを上に評価するかを判断したい。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔4.2.4.35〕
5歳〔3.4.2.38〕
6歳〔3.2.2.24〕
7~8歳〔0.2.2.37〕

前走レース別成績(過去10年)
日経賞〔3.4.2.43〕
大阪杯〔3.3.2.10〕
阪神大賞典〔3.1.4.47〕
京都記念〔1.1.0.3〕
ダイヤモンドS〔0.1.0.8〕

 年齢では4~6歳ならどの年代もそれほど差はない。7歳以上になると勝ち切れなくなり、買うとするなら2~3着候補が良いだろう。ステップは基本的に日経賞・大阪杯・阪神大賞典の3つ。大阪杯のGI昇格がどう影響するかは何とも言えないが、条件や日程自体は変わっておらず、傾向としては例年通りか。

各ステップ毎のポイントは?

 まずは大阪杯について。そもそもが勝ち馬のキタサンブラックしか参戦がないわけであるが、大阪杯で3着以内に入っていた馬は過去10年で〔3.2.2.3〕、前走5番人気以内なら〔3.3.2.5〕と安定した成績。

 また、天皇賞(春)で連覇を狙った馬はこれまで〔3.6.0.2〕と高い連対率を誇る。馬券を外した2頭はともに5番人気と低評価な馬だったことを考えると、キタサンブラックの連軸としての信頼度はかなり高い。◎はこちら。

キタサンブラック

連覇がかかるキタサンブラックにデータ班は◎(撮影:日刊ゲンダイ)

 一方、阪神大賞典組はサトノダイヤモンドを含めて上位5頭がそのまま出走予定。阪神大賞典の勝ち馬は過去10年で〔2.0.2.6〕。やや信頼性に欠けるのも確か。この組からの好走馬は前走の着順や人気などがバラバラで、馬券の取捨には別な視点も必要だろう。

 ただし、サトノダイヤモンドに関しては話は別で、天皇賞(春)における前年の有馬記念勝ち馬の成績は〔3.4.3.6〕。また、最優秀3歳牡馬の翌年の天皇賞(春)の成績は〔5.1.1.7〕であるから、馬券から外すことは得策ではない。

 最後に日経賞組。日経賞で2着以内なら〔2.3.2.10〕、3着以下〔1.1.0.33〕と比べると一目瞭然。日経賞勝ち馬のシャケトラは当然、押さえたい。前走3着以下から巻き返した2頭を見ると、1頭は前年の覇者、もう1頭は2走前にダイヤモンドS2着と、長距離で実績のあった馬。そうなると、前年の菊花賞で2着のレインボーライン、広げるならディーマジェスティ(菊花賞4着)あたりまでか。

東西の名手2人に要注意!

 この天皇賞(春)の歴史を振り返ると、フェノーメノで連覇を果たしている蛯名Jや、「盾男」の異名を持つ武豊Jの活躍が目立つ。数字的には以下の通り。

武豊Jの天皇賞(春)通算成績〔7.6.4.7〕
→勝率29.2%、連対率54.2%、複勝率70.8%

蛯名Jの天皇賞(春)通算成績〔3.2.2.7〕
→勝率21.4%、連対率35.7%、複勝率50.0%

 武豊Jのキタサンブラックは勿論、蛯名Jのディーマジェスティにも注意すべきだろう。

馬券のポイントは2つ

 過去10年の1~3着馬について調べると、30頭中29頭に「2400m以上の距離で連対実績」があった。また、30頭中24頭には「京都の芝で連対実績」があった。こちらの例外は6頭中4頭が京都未経験。京都に出走歴があるなら連対実績は欲しいところ。

 以上の事を踏まえて、今までに名前が挙がっていない馬だとシュヴァルグランを推したい。今年は阪神大賞典2着からの臨戦となるが、昨年は当レースとジャパンCでともに3着。当レースの過去10年で〔0.3.3.7〕と相性の良いハーツクライ産駒というのも魅力だ。

結論

◎キタサンブラック
○サトノダイヤモンド
△シャケトラ
△レインボーライン
△ディーマジェスティ
△シュヴァルグラン

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