好走ポイントは7つ! 超混戦模様の菊花賞をデータで斬る

重賞データ攻略
菊花賞
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 ダービーの上位3頭が揃って欠席の3冠最終戦、菊花賞。皐月賞馬アルアインが2冠目を狙うが、トライアルで好走の新勢力達がこれを阻むべく集結。「最も強い馬」はどの馬か?

関西馬が絶対的優勢を誇る

 ダービー1~3着馬がいずれも不在という菊花賞は、ゴールドシップが勝った2012年以来、5年ぶりのこと。とはいえ、ダービー馬が菊花賞に参戦したのも過去10年で2回だけという状況でもあり、3冠の中でも菊花賞だけが少し浮いた存在であることも確か。

菊花賞のポイント(過去10年)

  • 関東馬〔0.0.2.44〕、関西馬〔10.10.8.106〕
  • 前走と同騎手〔10.8.9.103〕、乗り替り〔0.2.1.47〕
  • 上がり3F1位〔3.3.1.3〕、同2位〔4.5.1.1〕
  • 1~2枠〔6.3.2.29〕、7~8枠〔2.3.3.52〕
  • 1番人気〔5.1.2.2〕
  • 皐月賞出走馬〔6.3.3.50〕→皐月賞3着以内〔5.1.1.10〕
  • ダービー出走馬〔6.6.3.54〕→ダービー5着以内〔5.3.1.15〕

 やはり地の利が大きいのか、関東馬は不利。4番人気以内に推された馬は11頭いるが、3着が1回。レースの展開的には、速い上がりをマークできる決め手のある馬で、内目の枠があれば尚良し。ただし、7~8枠でも1番人気馬は〔2.0.1.1〕と結果を残している。また、春に皐月賞・ダービーを走っているなら、皐月賞3着orダービー5着くらいの実績があれば信頼度が増す。

好走率高いダービー最先着馬だが…

 冒頭で述べた通り、今年はダービーの上位3頭が不在だが、「ダービー最先着馬」について目を向けてみると、過去10年で〔5.1.0.4〕とまずまずの成績。ただし、ここで重要なのは前哨戦の着順。

ダービー最先着馬の前走着順別成績(過去10年)
前走1着〔4.1.0.1〕
前走2着〔1.0.0.1〕
前走3着以下〔0.0.0.2〕

 今年のダービー最先着馬のマイスタイル(ダービー4着)は、前走の神戸新聞杯で7着に敗れている。また、鞍上が横山典Jから乗り替りになる点もマイナス材料。

皐月賞馬の信頼度は?

 9番人気ながら皐月賞を制し、ダービーでは5着に入ったアルアイン。皐月賞馬の菊花賞での成績を振り返ると、平成以降では落馬競走中止の1頭を除けば〔6.2.1.6〕。このうち、菊花賞で1番人気なら〔4.1.1.1〕だが、2番人気以下なら〔2.1.0.4〕とややダウン。本番では神戸新聞杯2着のキセキやセントライト記念で後塵を拝したミッキースワローあたりに人気を譲る可能性も考えられるだけに、やや不安な点も。

 そもそも、セントライト記念組の好走例が少ないということもあるが、セントライト記念2着馬は過去10年で〔0.1.1.5〕。スッパリ消すまででもないが、軸としてはやや不安な要素があるだけに、相手候補くらいが丁度良いか。

中心は神戸新聞杯組

 菊花賞のステップレースの中でも圧倒的に好成績を収めているのが神戸新聞杯組。過去10年で〔8.6.5.54〕、2007年と2009年を除けば毎年2頭は馬券に絡んでいる主要ステップである。馬券のポイントとなるのは以下の3点。

神戸新聞杯組のポイント(過去10年)

  • 前走3着以内〔8.5.2.11〕、前走4着以下〔0.1.3.43〕
  • 前走2番人気以内〔5.4.1.8〕
  • 前走上がり3F1位〔4.2.0.4〕、同2位〔3.2.1.2〕

 今年は神戸新聞杯を勝ったダービー馬レイデオロは菊花賞ではなくジャパンCへ。当然、注目を浴びるのが2着馬のキセキだろう。春は毎日杯で3着に敗れると、無理をせず休養。7月に復帰して500万~1000万を連勝して臨んだ神戸新聞杯では2番人気に推され、上がり3Fはメンバー中1位、勝ったレイデオロを上回るものだった。

 菊花賞勝ち馬の共通点を探ってみると、重賞3着以内(10頭中9頭)、京都・阪神の芝で1着(10頭中8頭)、GI出走経験があればGI3着以内(出走歴があった6頭全馬)、というのがポイント。この3点を全てクリアしたのは前述のアルアインだけだが、GI未出走馬で前2項をクリアしたのはキセキだけ。最後の1冠はキセキに託す。

キセキ

◎はトライアルで2着に入ったキセキ(撮影:日刊ゲンダイ)

 神戸新聞杯4着以下から巻き返した馬は4頭いるが、うち2頭には京都外回りでOP・重賞勝ちが、他の2頭には1000万勝ちの実績があった。今年はこれに該当する馬はいないので、神戸新聞杯組で押さえるとすれば、素直に3着馬のサトノアーサーだろう。

意外な伏兵もピックアップ!

 セントライト記念でアルアインを負かしたミッキースワローも人気上位の一角。セントライト記念の勝ち馬は過去10年で〔1.0.1.6〕と、やや物足りない成績ではあるが、菊花賞で馬券に絡んだセントライト記念組は5頭全馬が「前走3着以内」、5頭中4頭が「前走上がり3F2位以内」だった。無視はできない。

 過去10年で〔1.0.3.39〕と打率こそ低いが、時々穴をあけるのが前走・1000万組。馬券に絡んだ4頭の共通点は前走を4角4番手以内で先行して勝っていながらも、上がり3Fはメンバー中で3位以内だった馬。これに当てはまるマイネルヴンシュを穴で押さえたい。

結論

◎キセキ
○アルアイン
△サトノアーサー
△ミッキースワロー
△マイネルヴンシュ

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