５馬身差のレコード勝ちに★８つ　福永シルバーステートが２戦目で本領発揮

母の輝きを受け継いだ　ワントゥワン

7/25(土) 中京5R 2歳新馬 芝1400m
ワントゥワン　牝　馬体重：416kg
★★★★★★　6点〔OPクラス〕
騎手：藤岡佑　厩舎：(栗) 藤岡健
生産：社台ファーム
父ディープインパクト
母ワンカラット（Falbrav）

スタートは速くもなく遅くもなく。ジョッキーが押して好位へと押し上げて４～５番手に収まる。直線に向くと馬群の外に持ち出され、先に抜け出した２着馬との叩き合いに…なるかと思われたが、アッサリと突き放してしまった。

ワンカラットの初仔ワントゥワンがデビュー戦を快勝（撮影：日刊ゲンダイ）

馬体診断

細身な馬体だが、それほど非力には映らず。後肢の稼動域に幅があり、素軽い脚捌きが目立っていた。瞬発力は十分。416キロと小柄なのは初仔というのもあるのだろう。しかし、母は472キロでデビューしてピーク時は544キロ、引退レース(オーシャンS１着)が522キロである。今後の成長の余地はありそう。

血統診断

母は３歳時にフィリーズレビューを制して桜花賞４着。古馬になってからはスプリントＧIIIを３勝した名牝。母の妹サンシャインはエルフィンSを制して桜花賞にも出走しているように、仕上がり早の桜花賞向きの血統と言える。

馬券の狙い目→1200～1600ｍが守備範囲。狙いはトライアルだろう。馬体の成長に期待したい。