データ班が断言! サマーマイル王は、関屋記念でアノ馬に決定する
エルムS
昨年は7月開催、一昨年は札幌が改修のため函館開催。それ以前も9月開催から8月開催に移行したりと、とにかく落ち着きのない重賞。それ故にステップもまばらな印象で、いまひとつ捉え所に欠ける部分も否めない。そんな中でひとつの指標になるのが重賞実績。過去5年の1~3着馬15頭中13頭に重賞3着以内の実績があった。例外の2頭は4連勝中、2連勝中だった勢いのある馬ということも覚えておきたい。
もうひとつ、特徴的なのは4角の位置取り。小回りで直線の短いコースであるから、当然のように先行有利。過去5年の1~3着馬15頭中14頭が4角4番手以内でレースをしていた。これは函館開催の年でも変わらないポイントであり、このクラスともなれば多少ペースが速くとも、そう簡単には差しが決まらないコースである。
前走の位置取りもまた重要で、前述の15頭全てが「前走4角6番手以内」。過去10年まで拡げても、例外は2頭のみ。その2頭もこのレースでは先行していた。また、函館とのコースの傾向の違いとして、「逃げ切りづらく、差しづらい」という点。脚質別の成績を表すと、以下の通り。
函館ダート1700m(2015年・全40R)
逃げ 1着14回 2着1回 連対率35.7%
先行 1着18回 2着21回 連対率33.9%
差し 1着4回 2着10回 連対率8.6%
追込 1着0回 2着4回 連対率2.4%
捲り 1着4回 2着4回 連対率42.1%
札幌ダート1700m(2015年・全12R)
逃げ 1着2回 2着1回 連対率20.0%
先行 1着9回 2着7回 連対率41.0%
差し 1着0回 2着3回 連対率6.8%
追込 1着0回 2着0回 連対率0.0%
捲り 1着1回 2着1回 連対率66.7%
先行脚質の実績馬といえばやはりクリノスターオー。昨年の2着馬で、6着のジェベルムーサ以下には1.6秒以上の決定的な差。本格化した昨年の平安S以降、今回の出走メンバーに先着を許したことはない。主戦の幸J騎乗時には〔6.2.1.2〕と、とにかく結果を残している。
相手には、小回りでもマクってこれるジェベルムーサ、前走はアクシデントで参考外のカチューシャ、札幌は庭も同然のエーシンモアオバーが重賞実績と前走4角6番手以内の条件を満たしている。道営2騎(アウヤンテプイ・ウルトラカイザー)も先行脚質ではあるが、未知数ゆえに3連系の紐なら…といったところか。
結論
◎クリノスターオー
△ジェベルムーサ
△カチューシャ
△エーシンモアオバー
土屋(競友)
福島牝馬S(GIII)
払戻金 21万0600円
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細川TM
4/21(日)京都6R
払戻金 22万2000円
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小野智TM
皐月賞(GI)
払戻金 22万9700円
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