スタッフの◎集中は「再生した」アノ馬  混戦エルムSを激論

優馬TM座談会
エルムS
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

状態に不安なし 本紙◎はミツバ

デスク「一昨年を除くと、過去10年で上位3番人気以内の馬が必ず連対を果たしているレース。基本的には堅めの重賞だと考えていいし、軸選びが鍵となるレースだな」

三代川「過去10年のうち、札幌で開催された8回の連対馬16頭は、全て4角4番手以内だった馬です。これをふまえると、前に行くことができて、控えても早目に動けるミツバが、その条件に最も近い馬だと考えます。広いコースの方がいい馬だとはいえ、札幌は小回りでも比較的コーナーがキツくはないですし、実際にコース実績もありますからね。能力や近走内容からも、信頼できるのではないでしょうか」

目黒「前走後は、函館を経由しての札幌入りとなりましたが、“輸送の疲れも見せていないし、状態は良さそうだな”と、加用師もデキに不安はなさそうでした。今回は実績があるとはいえ久々の札幌1700mがポイントになるかと思いますが“砂を被ると嫌気を差す面があるし、気難しいところはあるけど、だいぶそういう面が解消してきたんじゃないかな。力もつけてきているから何とか対応できると思うし、前が引っ張る流れになればいいね”とのこと。個人的には、前走のレベルがかなり低そうだったことに加え、以前のズブいイメージがあるので、過信はできないと思っているんですが、今のデキなら上位候補なのは間違いないでしょう」

デスク「本紙中田もそういうことか?」

中田「転戦続きなので、問題は状態だけだと思ってましたが、最終追いからは維持できていると判断できたので、素直に実績を信頼しました」

ミツバ

状態の良いミツバが最有力候補か(写真は2017年9月に撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「ただ、スタッフの◎の数で一番多いの馬はリッカルドなんだな。地方所属馬は、このレースでしばらく好走してないんだが…」

打越「中央のダートに慣れていない馬はともかくとして、元中央馬にそんなデータは当てはまらんだろ。南関東に転入してから破竹の4連勝を飾って、前走の帝王賞でも人気を上回る4着と、一時の不振から完全に立ち直っているんだからな。勢いを取り戻した一昨年の勝ち馬を信頼すべきだろ」

落合「前走の帝王賞で先着を許した3頭は全てGI馬だし、昨年の地方年度代表馬であるヒガシウィルウインにクビ差とはいえ先着したんだから立派なモンだよ。新たな所属先となった船橋の水が余程合ったんだろうし、同じ“船橋市民”としても応援したいよ」

小桧山「さらに、帝王賞でリッカルドが先着した馬には、昨年のこのレースの2着馬テイエムジンソクや、アウォーディー、オールブラッシュ、アポロケンタッキーなど、錚々たるメンバーが揃っているんだから、今回のメンバーでは明らかに力上位と見ていいよな。加えて、マリーンSを勝ったユラノトの体調が伴わなかったことで鞍が空いていたルメールを確保できたのも、運があると言えるぞ」

山崎リッカルドの過去を振り返ってみても、帝王賞の2000mは気持ち長い印象を受けますし、1700mへの距離短縮も好材料でしょう。管理する佐藤裕太師は、ジョッキー時代に今は亡き川島正行師の下で、フリオーソやアジュディミツオーなどの名馬を厩舎の一番手として調教を付けていた方で、馬作りのノウハウはトップレベルです。だからこそ再生できたんだと思いますよ」

デスク「対して、人気的には上位の一角になると思えるハイランドピークには、誰も◎がいないんだな。何か悪い話でもあるのか?」

板子「前走のマリーンSは、速いペースの中で3角では先頭に立つ積極的な競馬で、最後は勝ち馬の目標にされたとはいえ、負けて強しと言える2着です。“ゲート内で落ち着いていてスムーズに出たのが収穫。以前と比べて体がしっかりしていることも確かだが、とにかくゲートが良かった”と、石井助手も振り返ってましたが、初の重賞挑戦で惨敗したマーチSも出遅れが全てでしたし、相手云々ではなく自分の競馬ができれば、ということでしょう。ただ、それでも重い印が打てなかったのは、前回以上の状態とまでは言えなかったためで、相手のレベルも上がる点でも、過信はできないと思いますね」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

優馬2歳馬&3歳馬チェック

優馬2歳馬&3歳馬チェック

6月~12月は、初勝利をあげた2歳馬を全頭チェック! 年明けからは、クラシックを目指す3歳馬の戦いを毎週追いかけます。

素質馬続々デビュー、★上位馬は?

来春のヒロイン候補は!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週火曜更新。

優馬@ソーシャル