出世レース・シンザン記念に波乱の予感 買い目には穴馬も

重賞データ攻略
シンザン記念
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 昨年は当レースを制したアーモンドアイが牝馬三冠&ジャパンカップを制覇。年始1発目の3歳重賞は出世の登竜門、シンザン記念。今年も見逃せない一戦になるか!?

波乱の可能性も十分

 過去10年で1番人気は〔3.0.1.6〕とやや物足りない成績。その10年のうち6回で馬連の配当が5000円を超え、平均配当は6499円。6~10番人気が〔3.5.3.39〕となっており、意外な伏兵の台頭に気をつけたい。

 当レースの特徴として牝馬の活躍が挙げられる。過去10年で〔2.2.1.11〕と決して飛び抜けているわけではないが、馬券に絡んだ5頭中4頭は後に桜花賞を勝っており、ここで好走するようなことがあれば、春のクラシックが俄然楽しみになる。というわけで、好走した5頭は以下の通り。

シンザン記念で好走した牝馬(過去10年)
2011年 6番人気3着 マルセリーナ 前走・新馬(阪神1600m)1番人気1着
2012年 2番人気1着 ジェンティルドンナ 前走・未勝利(阪神1600m)1番人気1着
2016年 2番人気2着 ジュエラー 前走・新馬(京都1800m)2番人気1着
2018年 1番人気1着 アーモンドアイ 前走・未勝利(東京1600m)1番人気1着
2018年 7番人気2着 ツヅミモン 前走・新馬(中山1600m)1番人気1着

 これら5頭の共通点は「新馬・未勝利勝ち直後」で、その前走が「中央4場の芝1600m~1800m戦で2番人気以内での勝利」。そして「ノーザンファームか社台ファームの生産馬」という点。今回、これに当てはまるのがパッシングスルー。馬券的妙味もありそうで狙ってみたい1頭。

500万クラスで負けていても…

 牝馬に関しては上位クラスでの戦績は問われない傾向となっているが、牡馬・セン馬に関しては臨戦過程も重要になる。

前走レース別成績(過去10年、牡馬・セン馬に限る)
新馬〔0.0.0.4〕
未勝利〔1.1.0.29〕
500万〔4.3.5.35〕
OP特別〔0.1.1.7〕
GII・GIII〔1.2.1.5〕
GI〔2.1.2.22〕

 牡馬・セン馬は新馬・未勝利勝ち直後だと苦戦。未勝利勝ち直後で2頭が馬券に絡んでいるが、こちらは前走1番人気1着の馬だった。その点でミッキーブリランテを拾う余地はありそう。

前走500万組の前走着順別成績(過去10年)
前走1着〔1.0.3.12〕
前走2着〔1.1.0.4〕
前走3着〔0.0.0.5〕
前走4~5着〔1.2.1.8〕
前走6~9着〔0.0.1.7〕
前走10着以下〔1.0.0.1〕

 好走馬の多くを占める前走・500万組だが、意外にも前走の着順はあまり考慮する必要がない。ただし、重要なのは前走の距離。前走が今回と同じ1600mなら〔4.2.3.17〕で複勝率は34.6%となる。これを満たすのがアントリューズマイネルフラップの2頭。

 前走・GI組は、その前走で1.0秒以上負けていると〔0.0.1.9〕で手は出しづらい。前走・GII~GIII組はこれといったポイントこそ見当たらないが、過去10年の連対馬20頭のうち、京都の芝コースに出走歴があった10頭全馬に、そこで3着以内の実績があったことから、ハッピーアワーが浮上。

ポイントは新馬戦?

 軸選びのポイントにしたいのが、新馬戦の内容。まとめると次のようになる。

シンザン記念連対馬の新馬戦(過去10年)

  • 1~2着(20頭中15頭)
  • 上がり3F3位以内(20頭中14頭)
  • 1600m~1800m(20頭中15頭)
  • 京都・阪神(20頭中10頭)

 デビューした月にはバラつきがあるが、京都と阪神がそれぞれ5頭ずつで最多。これらのポイントを加味すると、◎はミッキーブリランテ。次点の○にパッシングスルーを推したい。

ミッキーブリランテ

データ班の◎は前走未勝利勝ちのミッキーブリランテ(撮影:日刊ゲンダイ)

結論

◎ミッキーブリランテ
○パッシングスルー
△アントリューズ
△マイネルフラップ
△ハッピーアワー

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