勝ち馬の半数に該当するデータが… オーシャンSで買いの4頭

重賞データ攻略
オーシャンS

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 前走のOP特別を快勝したモズスーパーフレアやスプリンターズS2着のラブカンプーなど、短距離路線も4歳世代の勢いは顕著。対する古馬勢の抵抗は…。高松宮記念へ向けて注目の一戦!

外枠は不利?

 昨年は10番人気が勝利。1番人気は過去10年で〔1.2.2.5〕、2番人気も〔2.2.0.6〕という成績で、やや波乱含みと言えよう。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔2.1.2.25〕
5歳〔5.2.3.32〕
6歳〔1.5.1.24〕
7歳以上〔2.2.4.49〕

 牝馬は〔2.4.1.31〕となっており、一昨年は1~3着を独占。7歳以上の高齢馬による好走も珍しくはないが、馬券に絡んだ8頭中7頭は中山芝1200mのOP以上のレースで3着以内があった。

枠番別成績(過去10年)
1枠〔2.3.0.15〕
2枠〔1.1.1.17〕
3枠〔1.1.2.16〕
4枠〔3.1.1.15〕
5枠〔1.2.2.15〕
6枠〔2.0.0.18〕
7枠〔0.1.3.16〕
8枠〔0.1.1.18〕

 コース形態からくるものでもあるが、7~8枠は勝ち星がなく2着が1回ずつあるのみ。勝ち負けという意味では外枠は避けたいところ。

注目は「前走も中山1200m」だった馬?

 過去を振り返っても、出走馬の多くはシルクロードSからの臨戦というパターンが多い。ただし、シルクロードS組が勝利したのは過去10年では昨年の1回だけ。

前走レース別成績(過去10年)
ラピスラズリS〔3.0.0.10〕
シルクロードS〔1.5.2.48〕
阪神C〔1.2.1.9〕
1600万〔2.0.1.13〕
OP特別〔5.0.4.32〕
GIII〔2.7.3.63〕
GII〔1.2.1.10〕
GI〔0.1.0.6〕

 シルクロードS組は8頭が馬券に絡んでいるが、うち5頭は前走5着以下からの巻き返し。ただし、前走2桁着順や前走が1秒差以上の敗戦という馬の巻き返し例はゼロ。

 注目は前走も同じ中山芝1200mだった組。こちらは〔5.1.1.21〕という成績で、勝ち馬の半数を占める。その中でも前走1~2着なら〔5.0.0.10〕となり、極端な成績ではあるが、今回のメンバーではモズスーパーフレアナックビーナスカイザーメランジェの3頭が該当。

騎手別成績(中山芝1200m・2014年以降)
戸崎圭〔15.15.9.71〕
横山典〔12.8.5.43〕
柴田大〔9.6.8.71〕→エントリーチケット
田辺〔9.5.11.65〕→カイザーメランジェ
北村宏〔8.5.7.58〕→キングハート
ルメール〔8.2.4.12〕→モズスーパーフレア
M.デムーロ〔8.1.1.8〕→ダイメイプリンセス

 複勝率53.8%を誇るルメールJはモズスーパーフレアに騎乗。しかも、音無厩舎は関西所属ながら上記の期間中、中山芝1200mで〔6.3.2.8〕は2位の成績。連対率47.4%も出色である。ただし、7枠14番という外枠を引いてしまったことを考えると、馬券的には3着でも良い券種にすべきか。

 M.デムーロJもまた、連対率50.0%と高い好走率を誇る。騎乗するダイメイプリンセスは前走のシルクロードSで0.5秒差の6着。前述の好走パターンからも外れてはいない。

 あとは前述のナックビーナスカイザーメランジェも押さえたい。特にナックビーナスの父ダイワメジャーの産駒は2014年以降の当舞台で〔15.20.12.111〕、勝利数・連対数ともにトップだ。

ナックビーナス

オーシャンS2年連続2着のナックビーナス(手前)(撮影:日刊ゲンダイ)

結論

モズスーパーフレア
ダイメイプリンセス
ナックビーナス
カイザーメランジェ

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