ヴェロックスを逆転可能! 連対率90%のデータが背中を押す馬

重賞データ攻略
菊花賞

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 牡馬クラシック三冠競走の最終戦、菊花賞。皐月賞馬、ダービー馬がともに不在で、混沌とした情勢だが、データから浮かび上がったのは…!?

素直にトライアル組を重視?

 先週行われた秋華賞も春二冠の勝ち馬が不在という状況で行われたが、終わってみれば阪神JF・オークス・桜花賞それぞれの2着馬が上位を独占する結果に。そう考えると皐月賞2着のヴェロックスが最も信頼できる存在と言えそうだが…。

前走レース別成績(過去10年)
神戸新聞杯〔7.6.4.49〕
セントライト記念〔1.3.1.46〕
2勝クラス〔1.0.5.35〕
3勝クラス〔0.0.0.8〕
OP特別〔0.0.0.2〕
GIII〔1.0.0.4〕
GII〔8.10.5.97〕
GI〔0.0.0.1〕

 連対馬20頭のうち17頭までがトライアルの神戸新聞杯、セントライト記念からの臨戦。3着馬に関して言えば半数の5頭が2勝クラスから。ただし、降級制度の廃止によって条件戦のレベルがやや低下した可能性もあり、前述の秋華賞にしても条件戦組は7着が最高着順だった。

各トライアルの好走ポイント

 次に神戸新聞杯、セントライト記念それぞれの好走ポイントについて整理していきたい。

神戸新聞杯組の前走着順別成績(過去10年)
1着〔4.1.1.2〕
2着〔1.4.0.4〕
3着〔2.1.1.5〕
4~5着〔0.0.2.11〕
6着以下〔0.0.0.27〕

セントライト記念組の前走着順別成績(過去10年)
1~3着〔1.2.1.21〕
4着以下〔0.1.0.25〕

 まずは神戸新聞杯組。基本的には3着以内に好走していないと厳しい。人気と上がり3Fの順位も重要で、「前走3着以内かつ3番人気以内、上がり3F1~2位」なら〔5.4.1.0〕と全馬が馬券圏内を確保し、連対率は90%。僅かな差ではあるが、この点から上がり3F3位のヴェロックスよりも1位タイだったワールドプレミアに期待してみたい。3000mへの距離延長なら逆転する余地もあるだろう。

ワールドプレミア

前走神戸新聞杯3着のワールドプレミアがヴェロックスを逆転?(撮影:日刊ゲンダイ)

 一方、セントライト記念組も「前走3着以内」が目安になるが、こちらは逆に前走3番人気以内だった馬が〔0.0.1.19〕と不信。同じ外回りとはいえ急坂の有無などコース形態の違う中山で人気になるような馬は、京都の外回りでは狙いづらいということか。この組からはセントライト記念で8番人気2着だったサトノルークスを狙ってみたい。

特注馬

ワールドプレミア
サトノルークス

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