“ディアデラ一族” 悲願成就の可能性は? ディオスバリエンテに★7つ

優馬2歳馬チェック

アーモンドアイと同じ配合で期待度アゲアゲ↑↑ ディオスバリエンテ

12/13(日) 中山5R 2歳新馬 芝1800m内
ディオスバリエンテ 牡 馬体重:466kg
★★★★★★★ 7点
騎手:石橋脩 厩舎:(美)堀
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム
父ロードカナロア
母ディアデラノビア(サンデーサイレンス)

戦前からドゥラメンテの甥ボーデンとの一騎打ちの様相。レースでは先に仕掛けたボーデンが直線入口で抜け出すが、それを追いかけて最後は内から併せ馬に持ち込むと、力強い末脚で競り落としてデビューV。3着は4馬身離しており、一枚上の素質を証明。ラスト2Fを11秒4-11秒9でまとめており、なかなかの決め手がある。

ディオスバリエンテ

外ボーデンを内から競り落としたディオスバリエンテが新馬勝ち

馬体診断

バランスの良いシルエットで如何にも走りそうな雰囲気。ロードカナロア産駒だが胴の長さにはゆったりと余裕があり、母型の血が濃く出ていそう。やや重心が低く、瞬発力のあるタイプ。距離は2000m前後が主戦場か。あとは血統的にもテンションの上がりやすい傾向があるだけに、その点は注視していきたい。

血統診断

母ディアデラノビアは重賞4勝、ビッグタイトルには手が届かなかったが、GIではオークス、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯と、3度の3着がある。兄姉馬はディアデラマドレ、ドレッドノータスといった重賞勝ち馬を筆頭に活躍馬がズラリ。父ロードカナロア×母父サンデーサイレンスという組み合わせはアーモンドアイと同じでもあり、可能性を感じずにいられない。

将来性まとめ→ベストは1800m~2000mの中距離戦。母型の血統的に大舞台では取りこぼしがちなタイプだが、末脚は確かで東京コースや高速決着もOK。後は気性面さえ大丈夫なら。