【青葉賞】元騎手 中舘英二調教師が惚れ込む素質馬とは！？

 

　戦前はやや混戦模様の様相を呈していた今年のクラシック第一弾皐月賞だが、終わってみればエフフォーリアが楽勝、一気にダービーの最有力候補に躍り出た。２着以下につけた３馬身差は決定的で、個人的にはやや勝負づけが付いてしまった印象を受ける。ということで、今年のダービーは例年以上にトライアル組にも上位進出のチャンスがあるとみて、まずは今週土曜東京１１Ｒのダービートライアル青葉賞に注目してみたい。

 

　先週終了時点で14勝を挙げ、関東リーディング２位と好調の中舘厩舎が送り出すアオイショー。

 

 

 

 

　デビュー前から師の評価は高く、“クラシック路線に乗れる馬” との言葉通り、まずは期待通り新馬戦を楽勝してみせた。

 

“あまりにもいい勝ち方だったので”とタイトなローテを承知の上で参戦したＧⅠホープフルＳではさすがにキャリアの浅さを出してしまったが、休養を挟んだ前走の山吹賞ではレースぶりに格段の進化がうかがえ、精神的肉体的な成長を示すに十分な内容だったと言える。