凱旋門賞2着ナカヤマフェスタを手掛けた“凄腕”が遂に調教師としてデビュー!
~今週から開業する堀内岳志調教師に訊いた~
今週火曜から開業となった新規厩舎の一つ、美浦の堀内厩舎にお話を伺ってきた。今年は元騎手の開業が目立ち、比較上は少し地味な印象を受けるかもしれないが、だからこそ掘り下げたい部分はある。この場で堀内岳志調教師の人となりをファンの方々に少しでもお伝えできれば幸いだ。(聞き手:久光匡治TM)
「元々は競馬と縁のない環境だったのですが、引っ越してきたのが茨城県で、自然と周りの友人などから競馬が入ってきました。アイネスフウジンの日本ダービー、オグリキャップのラストランなどに感動し、気が付けば仕事にしたいという思いが芽生えていましたね」
最盛期とも言える時期に競馬に傾倒していったのは自分とも重なる部分。話を聞いていて納得の感情である。
「調教師を志したのは、二ノ宮厩舎で働いたのがキッカケですね。先生の下で馬作りの深さを教えていただき、素晴らしい経験をさせていただきました(凱旋門賞2着ナカヤマフェスタなどを担当)。厩舎が解散したのが自分が45歳の時。そこから3回目の試験で合格できましたが、その間にお世話になった小桧山厩舎ではチームワークの素晴らしさを学びました」
確かに二ノ宮厩舎の馬作りは業界随一のものであり、それは実績も物語るところだろう。そして小桧山先生の人間力も非常に魅力的。これも業界では知らぬ人はいないレベルの話だ。
「自分も先生たちから教えていただいたものを大事に、何より馬を優先に、そしてスタッフなどと情報を密に共有しながらチームワーク良く厩舎を盛り立てていきたいですね」と締めてくれた堀内師。新進気鋭の堀内厩舎にぜひご注目あれ。
そして開業初週となる今週は土曜日に3頭が出走予定。調教の動きが良い中山3Rスクナは「力はあるがストレスに弱い面があり、好走時のように外を回って追い上げられれば」と一発を狙う。
中山8Rシゲルタイヨウは「距離短縮が良い方に出そう」とのことで上昇が期待できそうだ。
中山9R潮来特別には昨年の同レースで3着と好走したアスティがスタンバイ。「昨年と同じハンデで出られるし、攻めの感じからはデキは非常に良い。流れ一つで勝負になるはず」と色気十分だ。
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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