今年は「鉄板級」の一頭から目が離せない！【金鯱賞】

～過去５年の金鯱賞の傾向分析～

３月の中京開催で行われた直近５年のデータをもとに好走馬を探る

◇人気別成績
・１人気　　〔３.１.１.０〕
・２人気　　〔１.０.１.３〕
・３～４人気〔０.０.０.10〕
・５～９人気〔０.４.２.19〕
・10人気以下〔１.０.１.13〕
１番人気馬が馬券圏内100％で堅軸。例年、落ち着いた頭数となるレースだが、人気薄の好走も多くヒモ荒れには注意したい。

◇ステップ別成績
・有馬記念〔３.０.０.７〕
・白富士Ｓ〔１.０.３.１〕
主なステップは上記の２レース。特に白富士Ｓ組は、唯一の馬券圏外も0.2秒差６着と善戦しており、見逃せないステップ。

◇牝馬はＧ１実績に注意
・牝馬は〔０.２.０.７〕で好走した２頭はリスグラシュー、デアリングタクト。共にＧ１馬で、前走のＧ１でも３着以内に好走していた。ここで牝馬を狙うのであれば、Ｇ１実績と前走成績に目を向けるべきか。

上記項目から、今年はジャックドール（４歳 栗東：藤岡健厩舎）に注目する。

目下４連勝中と勢いに乗るジャックドール

前走白富士Ｓの勝ち時計１分57秒４は、エフフォーリアが勝った昨年の天皇賞秋を凌ぐ好タイム。それをステッキ１発でほとんど目一杯追われることなくマークしてみせたのだから、ポテンシャルは相当高い。データからも前走距離が1800ｍ以上で乗り替わりのない４歳馬は〔２.２.０.２〕と好成績。さらに前々走も同じ騎手が跨っていれば〔２.２.０.０〕とパーフェクトで、これに該当する本馬は鉄板級の一頭と言っていいだろう。（優馬データ班）