ルメールが大絶賛したラスールに「危険信号！？」【フローラＳ】

～過去10年のフローラＳの傾向分析～

◇前走距離別成績
・1600ｍ　〔１.２.１.38〕
・1800ｍ　〔５.５.７.57〕
・2000ｍ　〔３.３.１.41〕

前走1600ｍ組は不振傾向で、ここまで芝1600ｍ以下の経験しかなかった馬は〔１.０.１.20〕と狙い目薄い。今年、人気となりそうなラスールには厳しいデータとなりそう。狙うべきはやはり前走1800以上からの臨戦馬。

◇前走クラス別成績
・重賞　　　〔１.５.５.43〕
・ＯＰ特別　〔１.０.０.11〕
・１勝クラス〔７.４.３.57〕
・未勝利　　〔１.１.２.28〕　

過去10年の勝ち馬10頭中８頭が１勝クラス・未勝利からの臨戦馬であり、重賞・ＯＰ特別からの臨戦馬は１勝ずつ。Ｇ２とはいえ、ここは実績不問の一戦と言えそうだ。今年も昇級組の一発に注意したい。

★昇級組の狙い目は？

その昇級組の中でも注目したいのが、芝1800ｍ戦の１勝クラスを４角４番手以内で勝ち上がってきた馬。これが過去10年で〔３.１.０.３〕となる。例年、開幕週に行われる一戦だけあって、前目で立ち回れる馬が狙い目となる。さらに、キャリア４戦以上で二桁着順がない馬に限れば〔３.１.０.０〕とパーフェクト連対。注目は、前走初の1800ｍでレースぶりが一変したヴァンルーラー（栗東：吉岡厩舎）。前走、君子蘭賞で連対した馬はフローラＳで〔２.２.１.１〕と好成績を収めている点も見逃せない。（優馬データ班）

ヴァンルーラーは、フローラＳと相性のいい君子蘭賞組