【クイーンＳ】ドゥーラの相手に買うべきデータ班“イチ押し”の「厳選穴馬」とは

～過去８回のクイーンＳの傾向分析～

　直近10年のうち、札幌芝1800ｍで行われた2014～2020年・2022年の８回のデータをもとに今年の好走馬を探っていく。勝ち馬は全て前走・重賞組から出ており、馬券圏内の大半を占めている点はまず押えておきたい。

◇前走クラス別成績
・Ｇ１　〔５.３.４.17〕
・Ｇ２　〔０.０.０.０〕
・Ｇ３　〔３.３.２.31〕
・ＯＰ　〔０.１.１.７〕
・条件戦〔０.１.１.24〕

　前走Ｇ１組に注目すると、「前走着差１秒以内・前走から中11週以内」の条件を満たす馬が〔４.１.３.３〕と好成績を残している。今年この条件に該当するのがドゥーラ（栗東：高橋康厩舎）。３歳馬だが、札幌２歳Ｓ勝ちを含め２勝を当コースで挙げており、51キロなら古馬相手でも好勝負に持ち込めそうだ。

札幌２歳Ｓの覇者ドゥーラが重賞２勝目へ！

◇前走レース別成績
・ヴィクトリアＭ〔３.３.４.８〕
・マーメイドＳ　〔２.２.２.14〕

◇ヴィクトリアＭの着順別成績
・１着　　〔０.０.０.１〕
・２～３着〔０.０.０.０〕
・４～５着〔１.１.１.０〕
・６～９着〔１.１.２.１〕
・10着以下〔１.１.１.６〕

◇マーメイドＳの着順別成績
・１着　　〔０.０.０.４〕
・２～３着〔０.１.１.０〕
・４～５着〔０.０.０.３〕
・６～９着〔１.１.１.４〕
・10着以下〔１.０.０.３〕

　重賞の中でも主要ステップとなるのは「ヴィクトリアマイル・マーメイドＳ」の２路線。今年のヴィクトリアマイル組はイズジョーノキセキのみだが、６歳で57キロも懸念材料。ここはマーメイドＳ組から６～９着馬に注目。この組は「４～５歳・前走0.9秒以内」の条件を満たしていれば〔１.１.１.１〕で単勝回収率1092％・複勝回収率330％と高回収率を誇る。今年このデータに該当するビジン（栗東：武英厩舎）を穴候補として狙ってみたい。

マーメイドＳは前崩れの展開を早目先頭で粘ったビジン