【秋華賞】リバティアイランド「三冠は通過点!」2着候補の筆頭は“ますます快調”な上がり馬!

調教班レポート
秋華賞府中牝馬S

 史上7頭目の牝馬三冠がかかるリバティアイランド(栗東:中内田厩舎)は、ひと夏を越しパッと見ただけで分かるほど馬体に厚みを増した。それが調教の動きにもつながり、1週前そして最終追い切りでは圧巻のキレと推進力を披露してみせた。桜花賞では着差以上の、オークスでは着差通りの強さを見せつけており、更に成長したとなればいくらトリッキーな京都の内回りとはいえ、どんな勝ち方を見せてくれるかが焦点になりそうだ。相手候補の筆頭には、前哨戦を日本レコードで制した反動もみられず、ますます快調といった様子のマスクトディーヴァ(栗東:辻野厩舎)を取り上げたい。

リバティアイランド

二冠牝馬リバティアイランドは史上7頭目の快挙達成へ盤石のデキ!(写真:左)

 東京では土曜に府中牝馬S、日曜に東京ハイジャンプが行われる。府中牝馬Sでは好気合い、シャープな動きで仕上がりの良いディヴィーナ(栗東:友道厩舎)。東京ハイジャンプでは障害重賞2連勝中と勢いを感じるジューンベロシティ(栗東:武英厩舎)に注目している。

ディヴィーナ

完全復調した良血ディヴィーナが東京1800mで重賞初制覇へ!

筆者:


1980年大阪生まれ 2018年入社。栗東時計班。予想は過去のレース内容を重視しつつ、攻め馬で動いた馬にも注目。馬券は、基本単勝が付けば、付かないなら馬連でというスタイル。