過去データが崩壊!? 2000m別定戦に生まれ変わったチャレンジC
日程が繰り上がり、条件が替わり、ハンデ→別定戦へ。「挑戦」的な変更があったチャレンジカップ。大舞台を狙う古馬勢、今後の飛躍を目指す3歳勢。どちらの挑戦が実るのか。
阪神2000mのデータで勝負
昨年までは阪神芝1800mの外回りで行われていたハンデ戦だが、今年から日程も1週繰り上がり、阪神芝2000m内回りの別定戦へ。以前のデータが全く使えないというのは当コラムにとっては致命的だが、ここは阪神芝2000mのデータを整理していこう。
騎手別成績(阪神芝2000m・2013年以降)
川田〔17.14.15.43〕連対率34.8%→ジョルジュサンク
M.デム-ロ〔15.9.3.31〕連対率41.4%→サトノクロニクル
ルメール〔15.6.2.24〕連対率44.7%→モンドインテロ
岩田康〔11.10.8.45〕連対率28.4%→メドウラーク
浜中〔9.8.12.50〕連対率21.5%
厩舎別成績(阪神芝2000m・2013年以降)
池江寿〔13.3.10.24〕連対率32.0%→サトノクロニクル
角居〔11.2.7.32〕連対率25.0%→デニムアンドルビー
音無〔9.2.1.36〕連対率22.9%
石坂〔8.2.4.25〕連対率25.6%
河内〔6.3.3.34〕連対率19.6%
種牡馬別成績(阪神芝2000m・2013年以降)
ディープインパクト〔30.23.19.117〕連対率28.0%→デニムアンドルビー、モンドインテロ
キングカメハメハ〔18.12.13.90〕連対率22.6%
ハーツクライ〔12.21.13.83〕連対率25.6%→サトノクロニクル
ステイゴールド〔12.12.7.73〕連対率23.1%→マイネルミラノ
ハービンジャー〔10.11.15.56〕連対率22.8%
3つのカテゴリー全てで上位の要素を持っているのがサトノクロニクル。モンドインテロ、デニムアンドルビーが2つでこれに続いている。次に5回阪神の開幕週における芝2000m戦の枠順別成績をご覧頂きたい。
枠順別成績(5回阪神開幕週の阪神芝2000m・2013年以降)
1枠〔4.2.1.4〕
2枠〔1.2.2.9〕
3枠〔2.2.0.10〕
4枠〔0.0.2.12〕
5枠〔2.1.1.11〕
6枠〔2.0.1.12〕
7枠〔0.1.4.13〕
8枠〔0.3.0.15〕
こうして見ると、1~3枠の内枠が優勢。7~8枠の外枠からは勝ち馬が出ておらず、勝ち切れていないのが分かる。その点も加味すると◎は2枠3番のサトノクロニクル。 特に池江寿厩舎は2014年に同じく菊花賞からの臨戦で勝ち馬を出しており、「勝ち方を知っている」とすれば期待できる。
前述のモンドインテロ、デニムアンドルビー以外ではジョルジュサンクを押さえたい。鞍上の川田Jは上記の通りトップの成績だが、複勝率は51.7%にもなる。同馬は3歳時にOP・すみれS(阪神2200m内回り)でブラックスピネル(東京新聞杯)を破っているのも強調できる。
穴なら福島記念組
当レースが12月開催になってからの5年間を振り返ると、前走・福島記念組が4頭馬券に絡んでいる。
2012年 4番人気2着 アドマイヤタイシ 前走・福島記念 8番人気2着
2013年 9番人気2着 カワキタフウジン 前走・福島記念 5番人気8着
2016年 9番人気1着 マイネルハニー 前走・福島記念 2番人気4着
2016年 11番人気3着 ケイティープライド 前走・福島記念 8番人気5着
馬券に絡んだ4頭は福島記念で5着以内か5番人気以内だった馬。今回のメンバーでは福島記念4番人気8着のプリメラアスールがこれに該当。その前走はマイネルミラノに早目に交わされる厳しい展開ながら最後はこれに先着し、勝ち馬とも0.4秒差。穴ならこの馬だろう。
結論
◎サトノクロニクル
△モンドインテロ
△デニムアンドルビー
△ジョルジュサンク
△プリメラアスール
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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