今年も難解なフィリーズレビュー データ班はズバッとこの馬に◎
先週のチューリップ賞に引き続き行われる桜花賞トライアル、フィリーズレビュー。昨年はここで2着だったレーヌミノルが桜花賞を制したが、今年もヒロイン候補出現なるか?
阪神JF組が一歩リードだが…
チューリップ賞に阪神JFの上位馬が向かう傾向が強いため、このフィリーズレビューは混戦になりやすいレースといえる。
前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔2.3.4.17〕
エルフィンS〔2.1.1.14〕
新馬・未勝利〔0.0.0.10〕
500万〔4.3.3.50〕
OP特別〔2.2.2.30〕
GIII〔1.2.1.24〕
GII〔0.0.0.1〕
GI〔3.3.4.17〕
前走・500万組の数が多く、臨戦過程自体は多岐に渡るが、阪神JF組の好走率は悪くない。前年の阪神JF出走馬まで広げると〔3.4.6.38〕、阪神JF最先着馬は〔1.3.1.5〕と半数が馬券対象に。軸にするなら阪神JF5着のモルトアレグロ。
各ステップのポイントは…
過去10年の1~3着馬30頭のうち26頭までが2勝馬。500万以上のレースで3着以内の実績がなかったのは2010年1着のサウンドバリアーのみ。重賞実績は必要ないが、最低ラインはここだろう。距離実績に関しては30頭中25頭に1400m以下での勝利経験があった。次に各ステップ毎のポイントを整理してみたい。
GIII組
前走4着以内(4頭全馬)
前走10番人気以下〔0.0.0.6〕
前走1秒以上の敗戦〔0.0.0.4〕
OP特別組
前走5着以内(6頭中5頭)
前走5番人気以内(6頭全馬)
前走1秒以上の敗戦〔0.0.0.7〕
500万組
前走1着(10頭中9頭)
前走3番人気以内(10頭中9頭)
前走0.0秒差での勝利〔0.0.1.9〕
前走1200mで1着〔0.0.0.8〕
前走・GIII組では、アマルフィコーストが前走のファンタジーSで1番人気3着(0.1秒差)。前走・OP特別組は先に挙げたモルトアレグロの他にアンヴァルが前走の福島2歳Sを1番人気1着(0.4秒差)。また、マドモアゼルは前走のクロッカスSを4番人気5着(0.5秒差)。こちらも相手候補に入ってくる。
前走・500万組だが、1200m戦での勝ち上がりはデータ的には買えない。となると、条件を満たしたアリア、アンコールプリュの2頭が候補に。
阪神JF組の巻き返しはあるか?
ここで再び阪神JF組について考えたい。馬券に絡んだ前走・阪神JF組は過去10年で9頭いるが、そのうち7頭は前走6着以内もしくは前走5番人気以内だった。阪神JFである程度人気通りに走った馬は勿論、人気以上に走って健闘した馬、人気よりも走れなかった馬を改めて狙うのも手か。
前述の通り1400m以下の実績は必要だが、馬券に絡んだ30頭中22頭は距離短縮で臨んできた馬。適距離に戻ったことで本領発揮というのが好走パターンだろう。また、前走のGIで逃げた馬はベルカント(2014年1着)、ニホンピロアンバー(2014年2着)ともに好走しており、阪神JFで逃げたコーディエライト(6番人気13着)の距離短縮は怖い存在だ。
結論
◎モルトアレグロ
△アマルフィコースト
△アンヴァル
△マドモアゼル
△アリア
△アンコールプリュ
△コーディエライト
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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