波乱の目はあるか? サマーマイル第2戦関屋記念をデータ攻略
サマーマイルシリーズの第2戦、関屋記念。シリーズ初戦の上位2頭が不在だけに、ここでポイントを稼ぎたい有力馬たちが虎視眈々と上位を狙う。長い直線の果てに勝利を掴むのはどの馬か?
波乱は望み薄?
昨年は7番人気マルターズアポジーの逃げ切りによってやや波乱の結末となったが、過去を振り返ると、それほど荒れるレースではない。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔2.3.1.4〕
2番人気〔2.2.0.6〕
3番人気〔1.0.2.7〕
4番人気〔3.1.0.6〕
5番人気〔0.2.1.7〕
6~7番人気〔2.2.1.15〕
8番人気以下〔0.0.5.83〕
過去10年の連対馬20頭中16頭までが5番人気以内の馬。近3年こそ6~7番人気馬が連対しているが、連軸にはある程度の上位人気馬を据えたい。
年齢別成績(過去10年)
3歳〔0.0.2.6〕
4歳〔3.4.1.12〕
5歳〔5.5.4.48〕
6歳〔1.1.1.37〕
7歳以上〔1.0.2.25〕
年齢別で見ると、4歳馬が連対率35.0%と優秀。連対馬20頭中17頭が4~5歳馬ということもあり、中心はこの年代。
前走からの斤量増減に注意
関屋記念は別定戦だが、斤量面にも注意したい。
斤量別成績(過去10年)
53キロ以下〔0.0.2.6〕
54キロ〔1.1.1.15〕
55キロ〔0.0.0.2〕
56キロ〔5.7.7.88〕
57キロ〔4.1.0.14〕
58キロ〔0.1.0.3〕
斤量増減別成績(過去10年)
今回増〔0.0.0.40〕
増減なし〔1.9.5.49〕
今回減〔9.1.5.39〕
53キロ以下は3歳馬で、54キロは全て牝馬。大半の馬が56キロだが、実績のある57キロ以上も決して成績は悪くない。そして特徴的なのが、今回が斤量増になる馬が40頭出走して馬券圏内がゼロという点。ウインガニオン、ヤングマンパワー、リライアブルエース、ロッカフラベイビー、ワントゥワンと、有力馬の多くが斤量増となるだけに、注意が必要だ。
中京記念組が中心だが…
前走レース別成績は以下の通り。
前走レース別成績(過去10年)
中京記念〔2.3.2.33〕
安田記念〔2.1.0.6〕
エプソムC〔0.3.0.8〕
1600万〔2.1.0.9〕
OP特別〔1.1.4.34〕
GIII〔5.7.3.61〕
GII〔0.0.0.5〕
GI〔2.1.2.17〕
2連対以上がある個別レースは上の3つのみ。やはり中京記念組が一歩リードで、サマーマイルシリーズが始まってからの6年間で馬券に絡まなかったのは2013年のみ。
その中京記念組。前走が6番人気以下だと〔0.0.0.27〕、その逆で前走5番人気以内だと〔2.3.2.7〕という成績。中京記念14着から巻き返したケースもあり、着目すべきは着順よりも人気。ハンデ戦→別定戦ということで、前走の人気が指標になるとも言える。
中京記念で5番人気以内だったのはウインガニオン、ワントゥワン、リライアブルエースの3頭。前項で述べた斤量増の馬達だが、ある程度の上位人気が予想されるだけに、やはり無視はできないか。
別路線組で狙うなら…
では、別路線組はどうか。1600万勝ちから臨んだ馬は3頭が馬券に絡んでいるが、うち2頭は元々重賞勝ち馬。人気になりそうだが、エイシンティンクルに手を出すのは少し勇気が要る。
前走・OP組は馬券に絡んだ6頭中4頭が前走5番人気以内かつ4着以内。また、同じく6頭中4頭が前走で4角3番手以内と先行していた馬。この点からパラダイスSで1、2着だったショウナンアンセム、ロードクエストが浮上。
中京記念以外の重賞組は前走大敗からの巻き返しも目立つが、分が良いのは前走好走組。その前走で5着以内なら〔0.5.0.7〕となる。そこで白羽の矢を立てたのがプリモシーン。前走のNHKマイルCでは0.2秒差の5着。中京記念4着のフロンティアがNHKマイルCで1.0秒差の13着だから、古馬相手に通用しても不思議はない。
結論
ウインガニオン
ワントゥワン
リライアブルエース
ショウナンアンセム
ロードクエスト
プリモシーン
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
的中買い目を見る
馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
的中買い目を見る
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
的中買い目を見る
小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
的中買い目を見る
三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
的中買い目を見る