シルクロードSの軸馬は、絶対的にプラスなデータが味方した2頭
春の短距離王決定戦、高松宮記念に続く絹の道。昨年はファインニードルがこのレースを制した勢いのままに、春秋スプリントGI制覇を果たした。新時代の王者誕生へ、注目の一戦だ。
高配当を狙うなら…
1番人気は4年連続で馬券圏外に沈み、昨年は15番人気が3着に激走。ハンデ戦らしい混戦模様は今年も変わりはなさそうだが…。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔2.1.0.7〕
2番人気〔4.1.0.5〕
3番人気〔2.1.0.7〕
4番人気〔1.3.2.4〕
5番人気〔0.2.0.8〕
6~10番人気〔1.1.2.46〕
11番人気以下〔0.1.6.53〕
1番人気は分かりやすく不振。ただ、単勝オッズ3.0倍未満なら〔2.1.0.1〕、それに対して3.0倍以上なら〔0.0.0.6〕。1番人気の取捨はオッズ次第とも言える。
連対馬に関しては比較的、上位人気で決まっており、勝ち馬10頭中9頭が4番人気以内、2着馬10頭中8頭が5番人気以内。一方、3着馬は10頭中6頭が10番人気以下。高配当を狙うなら3着馬を工夫したい。
中心は5~6歳、外枠はマイナス
当レースは意外にも4歳馬が一息。4歳馬で勝ったのはロードカナロアだけという状況で、昨年も5~6歳が上位を独占。
年齢別成績(過去10年)
4歳〔1.2.0.28〕
5歳〔4.4.3.26〕
6歳〔4.2.4.29〕
7歳〔1.2.1.28〕
8歳〔0.0.2.14〕
また、牝馬は〔3.1.2.34〕。可もなく不可もなくか。枠順別の成績を見ると、1~2枠の好走が目立ち、〔5.4.2.27〕という成績。逆に、7~8枠は〔0.3.1.39〕。枠順的には内~真ん中くらいまでが理想。
斤量別成績(過去10年、牡馬・セン馬に限る)
53キロ〔0.0.1.7〕
54キロ〔1.1.2.21〕
55キロ〔0.1.2.18〕
56キロ〔0.3.2.24〕
57キロ〔3.2.1.17〕
57.5キロ以上〔3.2.0.9〕
基本的にはハンデの重いグループが安定したい成績。牝馬に関しては、55キロ以上〔3.1.0.4〕に対して54キロ以下〔0.0.2.30〕。軸にするなら、牡馬・セン馬なら57キロ以上、牝馬なら55キロ以上というのも1つの手か。
ポイントはコース実績
過去10年の連対馬20頭について調べると、16頭にOP以上での勝利経験があった。また15頭には京都芝1200mで3着以内があった。例外の5頭中3頭はコース未経験の馬だから、コース実績は欲しいところ。
前走レース別成績(過去10年)
阪神C〔2.3.0.10〕
京阪杯〔2.1.2.15〕
スプリンターズS〔2.1.0.9〕
淀短距離S〔1.5.3.27〕
1600万〔0.0.2.14〕
OP特別〔4.5.5.62〕
GIII〔2.1.2.29〕
GII〔2.3.1.12〕
GI〔2.1.0.11〕
馬券に絡んだ30頭中14頭と半数近くが、前走も京都芝1200mを走っていた馬。前走・京阪杯組は前走4着以内か前走1番人気。好走馬の中で例外は1頭だけ。前走・淀短距離S組は前走2着以内かつ前走3番人気以内なら〔1.3.1.5〕で半数が馬券圏内に。
臨戦過程から推すとすれば淀短距離S1着のナインテイルズと、京阪杯1着のダノンスマッシュ。年齢、斤量ともに好走の条件からは少し外れているが、両馬ともに1枠を引き当てたのは絶対的にプラス。軸はここから。
相手候補にはまず、OP以上1着&京都芝1200mで3着以内があった馬の中から、内目の枠を引いたフミノムーン、キングハート、ラインスピリット。やや外枠だが、6枠11番のサイタスリーレッドも面白い。当舞台で2着があり、実績面はクリア。6歳馬&ハンデ57キロと好走のポイントには合致しており、ダートの短距離重賞戦線で鍛えたスピードは魅力大。
結論
軸
ナインテイルズ
ダノンスマッシュ
相手候補
フミノムーン
キングハート
ラインスピリット
サイタスリーレッド
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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