リアルスティールはバッサリ！ 二冠馬不在の菊花賞をデータで一刀両断

前走1000万組〔１.０.３.41〕

　近５年間に限れば〔０.０.３.18〕と徐々に存在感を増しつつある前走1000万組。過去５年で３着に入った３頭をピックアップすると、

2010年３着　ビートブラック　→前走・兵庫特別１着(阪神芝2400ｍ外)
2013年３着　バンデ　→前走・兵庫特別１着(阪神芝2400ｍ外)
2014年３着　ゴールドアクター　→前走・支笏湖特別１着(札幌芝2600ｍ)

　とにかく長めの距離を使っていることが重要なようで、近５年で前走が芝2400ｍ以上の1000万だった馬に限れば〔０.０.３.３〕となる。今回のメンバーでは唯一、スティーグリッツがこの条件を満たしている。京都の外回りでは萩Ｓで0.3秒差の４着がある位だが、その時の２着馬がポルトドートウィユ(京都新聞杯２着)、３着馬がグァンチャーレ(シンザン記念１着)とレベルはなかなか。クラシック不出走組ではこの馬をマークしておきたい。

結論

◎リアファル
△アルバートドック
△マッサビエル
△タガノエスプレッソ
△ミュゼエイリアン
△ジュンツバサ
△スティーグリッツ

神戸新聞杯1着馬は近10年で4勝2着2回。リアファルには心強いデータ（右、撮影：日刊ゲンダイ）