“推し”は好調厩舎の激穴馬 近5年で4勝のデータが該当

重賞データ攻略
京都金杯

 ハンデ重賞ということもあり、例年、出走馬の実績や臨戦過程は様々。今年も混戦模様となったが、この争いを制し、飛躍の年を迎えるのはいったいどの馬か?

出走間隔と前走距離に注目

 データ面で特に目立った傾向が見られるのが、出走間隔と前走距離。まずはこの2点に注目してみたい。

前走からの出走間隔(近5年)
中3週以内〔4.3.4.32〕
中4週以上〔1.2.1.36〕

 中3週以内でここに出走してきた組が好成績。馬体の絞りにくい冬場だけに、間隔を詰めてきた馬の方が好走率は高くなっている。

前走距離(近5年)
1400m以下〔0.1.2.13〕
1600m〔3.2.3.38〕
1800m以上〔2.2.0.17〕

 前走が1400m以下だった組は苦戦傾向にある。開幕週で前が飛ばしやすい為か、時季的に力の要る馬場になっている為か、要因はいくつか考えられるが、タフなレースになりやすいことは間違いない。ここでは前走マイル以上を走っていた馬を中心に考えたい。

前走の人気もポイントに

 続いて注目したいのが前走の人気。こちらは前走OPクラスで5番人気以内だった馬の連対率が27.3%である一方、6番人気以下だった馬は7.3%と低迷。前項の「中3週以内」、「前走マイル以上」に加え、この条件を満たす馬は近5年で〔4.2.1.2〕となり、単勝回収率242%、複勝回収率181%となる。今年はエントシャイデンサウンドキアラがこの条件をクリアする。特にエントシャイデンは昨年2月にオープン入りした後は馬券に絡めておらず人気薄が濃厚。昨年末リスグラシュー、コントレイルでGIを連勝した矢作厩舎、年跨ぎでの3週連続重賞制覇に期待したい。

エントシャイデン

所属厩舎の勢いも怖いエントシャイデン(撮影:日刊ゲンダイ)

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