勝ち馬の条件はシンプル 混戦シルクロードSで買いの2頭

重賞データ攻略
シルクロードS

 高松宮記念の前哨戦であり、ハンデ戦でもある当レース。斤量を背負う実績馬がその力を示すのか、上がり馬が軽量を利してここも突破か、大一番に向けて目の離せない一戦!

斤量がポイントに

 ハンデ戦だけあってここでは斤量がポイントになってくる。過去10年の斤量別成績は以下の通り。

斤量別成績(牡馬・牝馬別、過去10年)

牡馬
57キロ以上〔6.4.2.27〕
57キロ未満〔1.4.6.70〕

牝馬
55キロ以上〔3.1.0.4〕
55キロ未満〔0.1.2.31〕

 勝ち馬10頭中9頭は、牡馬なら57キロ以上、牝馬なら55キロ以上を背負っていた。これよりも斤量が軽い場合、勝率は僅か0.9%となる。さらに9頭中8頭が6歳以下だった事を考えると、勝ち馬候補はアウィルアウェイカラクレナイディアンドルモズスーパーフレアレッドアンシェルの5頭に絞られる。

先行力にも注目

 6歳以下で重いハンデの組は牡馬、牝馬合わせて〔8.4.0.17〕となるが、その中でも前走で芝1200m戦に出走し、4角2番手以内だった馬は〔3.3.0.4〕で連対率60%、単・複回収率はともに120%超となる。今年はカラクレナイモズスーパーフレアがこの条件に合致。

カラクレナイ

斤量55キロでの出走となる6歳牝馬カラクレナイ(撮影:日刊ゲンダイ)

推奨馬

カラクレナイ
モズスーパーフレア