中山記念で単勝ガチ買いしたい馬 鞍上不安を払拭するデータも

重賞データ攻略
中山記念

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 9頭立てと少頭数になったが、半数を超える5頭がGI馬という、伝統の重賞レースに相応しい豪華メンバー。それぞれの目標へ向けたステップレース、弾みをつけるのはどの馬?

GI勝ちは必須ではないが…

 出走馬9頭中5頭がGI馬というメンバー構成だが、過去10年の勝ち馬のうち、GI勝ち馬だったのは4頭だけ。実績は不問という訳ではないが、先入観を持たずに検討してみたい。

勝ち馬のポイント(過去10年)

  • GIで5着もしくは0.5秒差以内(10頭中8頭)
  • GI~GIIで1着(10頭中8頭)
  • 中山芝で1着(10頭中7頭)
  • 芝1800mで1着(10頭中8頭)
  • 前走から距離短縮(10頭中9頭)

 重賞実績に関してはGII勝ちかGIで少差の競馬をしていることが、勝ち馬の条件となる。さらに、芝中距離路線を歩んできたことや、コース・距離ともに実績があることが必要で、インディチャンプダノンキングリーラッキーライラックらはここで脱落。今回のメンバーで上に挙げた条件を全てクリアしたのはウインブライトだけになる。

 今回、ウインブライトの鞍上はミナリク騎手に乗り替りとなっているが、ミナリク騎手はこの中山芝1800mで〔3.4.2.13〕、連対率31.8%と好成績。特に1~3番人気に騎乗時は〔2.4.0.2〕と更に信頼度アップ。ここは3連覇へ期待をかけたい。

ウインブライト

この後は海外遠征を予定しているウインブライト(撮影:日刊ゲンダイ)

穴で狙うなら?

 一方、穴馬にもスポットを当ててみたい。過去10年、6番人気以下は〔0.3.3.44〕と、2~3着にそれぞれ3頭ずつが入っている。それらの共通点は以下の通り。

6番人気以下で好走した馬のポイント(過去10年)

  • 4角2番手以内を通過した逃げ~先行馬(6頭中5頭)
  • 前走1600m以下からの臨戦(6頭中4頭)
  • 6歳以上(6頭中5頭)

 スピードタイプの伏兵馬が積極策で後続を出し抜くパターンに注意したい。マルターズアポジーは2年前に当レースで3着に入った時もこのパターンだった。近走一息ではあるが、展開面でハマれば高配当の使者になるかも?

推奨馬

ウインブライト
マルターズアポジー

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