「ディープ記念」武豊のVに死角あり 代わって浮上は人気薄の新星
いよいよ皐月賞トライアルがスタート。その一番槍の弥生賞は、今年から弥生賞ディープインパクト記念に改称。勝つのはディープ産駒か、それとも…。
武豊&ディープ産駒の信頼度は?
今年から正式名称が「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」となった当レース。ディープインパクト自身が勝ったレースでもあるが、その産駒も〔5.1.2.13〕という成績で、特に近4年連続で勝利中と勢い十分。
今回のメンバーでディープインパクト産駒はサトノフラッグだけ。鞍上の武豊Jはディープ産駒に騎乗した際に〔101.84.74.362〕で連対率は29.8%と上々の数字。ただし、当レースに限っては2013年のキズナ(3番人気5着)、2019年もサトノラディウス(5番人気6着)と結果が出ていないのは気になるところ。
馬券妙味ならエピファネイア産駒!
そこで狙ってみたいのがエピファネイア産駒。現3歳世代が初年度産駒になるが、中山芝2000mは〔4.3.1.11〕で連対率36.8%、最も勝ち鞍を挙げているコースである。
エピファネイア産駒のコース別成績(1着数の多い順)
中山芝2000m〔4.3.1.11〕
京都芝1600m〔3.4.5.18〕
小倉芝1200m〔3.1.0.18〕
東京芝1600m〔3.1.0.13〕
阪神芝1600m〔3.1.0.2〕
そのエピファネイア産駒の中でも特徴的なのが「新馬戦勝ち馬の次走成績」。これは2019年中だと〔1.0.0.7〕で、新馬戦を勝ち上がっても苦戦気味だったが、2020年になると〔2.2.0.2〕とガラリと一変。じっくりとデビューを待った組の成長力を示す数字となっている。
新馬勝ちエピファネイア産駒の次走成績(2020年)
フローズンスタイル 1勝クラス(中山芝2000m) 2番人気4着
フェルミスフィア 菜の花賞(1勝クラス) 3番人気2着
スカイグルーヴ GIII・京成杯 1番人気2着
クラヴェル 白梅賞(1勝クラス) 4番人気6着
シーズンズギフト 若竹賞(1勝クラス) 1番人気1着
デアリングタクト エルフィンS(OP) 3番人気1着
連対した4頭は新馬戦を1~2番人気で勝利。一方、馬券を外した2頭は新馬戦が3~4番人気での勝利だった。そこで狙いはオーロアドーネ。新馬戦は東京芝1600m戦だが、1番人気に応えての勝利。昨年の2着馬シュヴァルツリーゼと同様に、キャリア1戦の新星を波乱の使者に指名する。
特注馬
オーロアドーネ
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