まるでダビスタ!? “金子馬”の結晶ジャカランダレーンに★8つ

優馬2歳馬チェック

来春の桜まで視界に入る ジャカランダレーン

7/4(土) 阪神5R 2歳新馬 芝1400m
ジャカランダレーン 牝 馬体重:434kg
★★★★★★★★ 8点
騎手:福永 厩舎:(栗)  中内田
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス
父ラブリーデイ
母ウリウリ(ディープインパクト)

抜群のスタートから好位に控えて折り合いもバッチリ。4角~直線入口でジリジリと外に持ち出して、あとは突き抜けるだけというレースぶり。仕掛けてからの反応も鋭く、重馬場ながらラスト3Fが12秒5-12秒4-12秒3と加速ラップを刻み、まだまだ奥行きを感じさせる勝ちっぷり。完成度が高く、来春まではこの馬が牝馬戦線の主役を張っても不思議はない。

ジャカランダレーン

4馬身差をつけてジャカランダレーンがデビューV

馬体診断

初仔ということもあって430キロ台と小柄なサイズ。とはいえ、母もデビュー時から最終的に20キロ以上も馬体を増やしており、成長の余地はある。体型的にはマイル前後が適条件だろう。仕上がりの良さが目立っており、力強さと柔らかさが両立した脚捌きもポイントが高い。シッカリとしたフットワークで道悪適性も示したし、中々の好素材。

血統診断

この血統の最大のポイントは父・母だけでなく、父父・父母・母父・母母までもが「金子オーナーブランド」という点。ダビスタやウイニングポストといったゲームでも中々お目にかかれない血統構成だろう。父がキングカメハメハの直系&母父ディープインパクトという組み合わせはキセキ(菊花賞)、ファンタジスト(京王杯2歳S)など好相性を証明済み。父は1400m~2400m、母は1200m~1600mで好走歴があり、守備範囲は第一印象よりも広め。

将来性まとめ→1400mデビューだが、操縦性が高く気性・血統的にも距離延長はOK。現時点での完成度は高いが、成長の余地も十分に感じさせる1頭。

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